みんな元気ですか
古代の歴史と技術・・・
少し古代の世界に足を踏み入れてみたいと思い立ちました。
考古学者の友人がいます。
ある日彼がしみじみと言っていた印象深い言葉があります。
考古学の世界ではなんでも古いものほど精巧に出来ている。
例えば・・・
日本刀は江戸時代よりも鎌倉時代以前に鍛造された物ほど
強靭に出来ているそうです。日本刀が西洋の剣と違う点は二つの
種類の鋼から出来ているところです。
これがきれいな山並模様を作ります。西洋の剣にはこれがありません。
一種類の鋼で出来ているため山並みは出来ません。
そどころか西洋の剣はもろいのです。横の力が加わると簡単に折れて
しまいます。日本刀はかたい鋼と柔らかい鋼が組み合わされる事に
よってより強靭な刀が出来上がります。
この二つの鋼を組み合わせる比率の技術は現代の
科学でも解明が難しいとされています。
(クリック拡大)
(日本刃の山並み)
ほかにもこの友人によれば古代エジプトの大ピラミッドは
考古学上の最大の謎だそうです。彼の言っているポイントは
普通と違いその構造に対する興味ではありませんでした。
一番古いギザのピラミッドが精巧に作られていてその後の時代に
造られた物はどれも崩れてしまっていて原型をとどめていません。
あの最初のピラミッドが作られた技術が継承されていません。
これが謎だと言うのです。
常識的に考えれば時代が下るほど、過去の経験と技術が磨かれて
精巧でよりよいものが出来るはずです。
その理屈が全くここでは通用しないのです。
まるで全く違う人種がこれを作ったようだと言っていました。
トルコの海軍提督が持っていたピリ・レイスの地図も謎です。
ピリ・レイスが1400年代に作ったと言われる地図には
南米大陸の正確な地形が描かれていました。
さらには、その後数百年を経た今もはっきりとは分かっていない
南極大陸の詳細な山や川を描いた地形がありました。
古代ギリシャの時代の地図をもとに描かれたという記録が
あるようですが、その時代になぜこのような地図が存在したのか
謎です。・・・
続きはまたね・・・
(世界の謎を求めてまた歩き出すボク・・・)