みんな元気ですか
ゾクチェンの瞑想法・・・
瞑想をすると心が落ち着きます。感覚が鋭くなります。
瞑想法はたくさんありますがチベット密教の瞑想法を
ご紹介します。
チベットの瞑想法はひたすら覚醒を目指すものです。
チベット密教の覚醒とは人間の体を必要としなくなる
密度の世界にまで上昇することを言います。
チベットの記録では西暦8世紀の開祖グル・リンポチェ大師
以来昨年末(2013)までに覚醒を達成し次元密度の上昇を
果たした大師が16万人に上るとされています。
最後の例は昨年(2013)11月11日にKarme Rinpoche
(カルム・リンポチェ)と呼ばれる大師が大勢のチベット僧侶や
中国軍の兵士が見守る中ゾクチェン=次元密度の上昇を
達成しています。ちなみにチベットは現在中国の占領下に
ありすべてが中国軍によって監視されています。
この次元密度の上昇することを体が「虹の光になる」あるいは
「レインボー・ボディー」といいます。
文字通り生きたまま体が次元密度を上昇します。
多くの証言をもとにしますと、人々が見守る中で体が徐々に
虹の光を発し輝き始めます。同時に顔がどんどん若返り子供の
ような顔になっていくそうです。1メーター70くらいの身長が最後には
20センチくらいにまで縮んでいくそうです。
跡には着ていた僧衣だけが残ることもあれば、あるいは
僧衣ごと消えてしまう例もあるそうです。
この方法は西暦700年代にグル・リンポチェ大師が伝えた
「ゾクチェン」と呼ばれる教えをもとにしています。
このゾクチェンの中に空を見つめる瞑想法があります。
実はオーストラリアのアボリジニの瞑想法にもまったく
同じ空を見つめる瞑想法があります。
この両者には何か深いつながりがあるような気がします。
(参照ウイキペディア「ゾクチェン」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%82%AF%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3
)
ゾクチェンとは英語でGreat Perfectionといい、大いなる「覚醒」を
目指す教えであり、日本の仏教が衆生の「救い」を求めることと
まったく違った目標を持っています。
アティ・ヨガとも言います。
以前はこれを小乗仏教といい日本に伝わったものを大乗仏教と
教えられたことがありました。なんだか大乗とは小乗よりも
上だという印象を持ちます。だから今はこの大小での呼び方は
止めることにしたようです。
その瞑想法の一端をご紹介します。
1.静かに座し瞑想の態勢をとり深い呼吸をします。
2.空を見つめます。その時に梵語文字の「あ」をイメージします。
それがこの文字・・・
ギリシャ文字の「π」に似ている感じがします。
(参照ウイキペディア→梵字
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%B5%E5%AD%97
)
3.空中に浮かんだこの文字の周りを七色の虹が丸く取り囲んで
いる映像をひたすらイメージします。
このイメージの持続力が決め手のようです。
4.このイメージに合わせて静かに「あー」という音霊を発声します。
5.同時に宝石がきれいにちりばめられたナイフをイメージします。
6.雑念やネガティブな思いが浮かんだらこのナイフでその
雑念をひたすら優しく「切り」ます。
この瞑想を出来るだけ長く続けます。
長く続けるということは様々な障害が発生します。
その障害自体が実は非常に大切なことであり、その障害と
どのように向き合うかが決め手だそうです。
この障害とは宇宙が自分にくれた大きな「愛」と受け止める
ことが成功に導く近道のようです。
ちなみにこの音霊の「あー」は難しいことは考えずに
単純に「あー」でいいようです。
以上ゾクチェンの教えでした。
ご参考にしてみてくださいね。
(ボク瞑想ちう・・・あ~・・・)