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聖徳太子とのつながり・・・![]()
数学は計算技術だけではありません。
高等数学と言えば大変複雑な幾何学を使いこなします。
考えてみれば天体観測も幾何学です。
そして魔方陣もある意味幾何学です。
それに・・・
安倍晴明の陰陽道の最大の特徴である5芒星も幾何学です。
晴明は幾何学に命を吹き込みました。
藤の花や蝶々に式神として命を吹き込んだように・・・。
(お焚きあげ用の厄除けひと形・・・現代のもの)
そしてもうひとつ
上のひと形の画像を注意して見ると分かるのですが普通に
人を形取るのであればこれほど足は開きません。
晴明のひと形は足を大きく不自然に開いています。
これは明らかに5芒星を意識した形です。
晴明の陰陽道の最大の特徴が幾何学です。
つまり・・・
晴明は天文道を究めることによって
陰陽道を完成したのだと思われます。
今でこそ神聖幾何学はそれ自体が一定の周波数で振動する
波動を持ち宇宙のすべての物質の成り立ちと関係している事が
知られるようになりました。
晴明はそのことを知っていたのかもしれません。
いまでこそ「ひと形」は願い主の厄除けの目的で使われていますが
当時これは人に向けられました。
それは生きている人だけが対象ではありませんでした。
目的は対象となる人物を「封印」するためでした。
晴明の特異な才能がどこから来たのか。
ある意味これは最大の疑問です。
そしてそれは当時の時代背景と大いに関係しています。
実は彼の家系にそのヒントがあります。
記録に出てくる晴明の最初の祖先は安倍倉橋麻呂といいます。
大化の改新のころに登場します。
中大兄皇子とともに蘇我氏打倒の戦いに参加しています。
当時の歴史に少し触れますが陰陽寮を最初に作ったのは
天武天皇(大海人皇子=おおあまとおうじ)でした。
日本書紀には天武天皇は「天文・遁甲を能くしたまふ」
とあります。兄の天智天皇(中大兄皇子=なかのおおえのおうじ)没後
その嫡子(直接の繋がりを持つ子供)の大友皇子と皇位を争った
壬申の乱(じんしんのらん)は歴史の教科書にも出てくるので
よく知られています。その天武天皇は壬申の乱の勝利を自分の
式占(うらないの一種)で確信していたといいます。
天武天皇は占いや天文道に深い理解と知識があったのです。
しかし・・・
その天武天皇の式占に大きな影響を与えしかも陰陽寮の設立にも
深くかかわったと思える影の人物が居るのです。
この時代の最大の謎の人物
生きていた時には正式な名前さえなかった
あるいは消された
そして没後100年経ってやっとその名前が付けられた
それがあの聖徳太子と呼ばれる人物です。
聖徳太子は蘇我氏が討伐された後、蘇我氏一族の莫大な
所領財産の勝者への分配に深くかかわっています。
しかも陣頭指揮を執ったと言われています。
安倍倉橋麻呂は中大兄皇子とともに蘇我氏打倒の戦いに
参加しています。
安倍晴明の祖先は聖徳太子とかなり強い接点があるのです。
この聖徳太子の謎が実は安倍晴明の謎に
深くかかわっているのです。
続きはまたね・・・![]()
(封印されたニャーモス・・・う、う、動けない
)


