みんな元気ですか
陰陽師の謎・・・
(編集再掲載です。)
前回鬼門と陰陽師のことに少しだけ触れたのでそのつながりで
安倍晴明
あなたは本当はだれ。
どこから来たのですか。
何を思って生きていたのですか。
平安の雅の世界を陰陽師として風のように駆け抜けた安倍晴明。
いにしえ人晴明には多くの謎があります。
晴明の印象はいつもほほ笑みを浮かべた優しげな表情。
しかしその笑みの背後には深い闇が隠されているような気がするのです。
それは知ってはいけない秘密のような気もします。
それだけに深い興味がわくんです。
本当はどのような人物だったのか。
残されている史料、そして・・・見えない世界の友人から聞いた
話もまじえてその謎に少しだけ迫ってみたいと思いました。
ざっと見ただけでも謎がいくつかあります。
1.晴明の出自・・・母親は信太の森の狐と言われています。
2.晴明は歳をとらないと言われていました。
3.宮中での位や役職がよくわかりません。
4.最大の謎は陰陽道は本当はどこで身につけたのでしょうか。
5.式神とは・・・蜜虫とはなんでしょうか。
5.5芒星は日本古来のものでしょうか。
等など・・・
ほかにもなぜか引っかかることがあります。
魚の小骨が喉に刺さったような違和感なんです。
たとえば・・・
役行者(えんのぎょうじゃ)は安倍晴明の生まれ代わりという話があります。
本来修験道は神道の系列です。その修験道は仏教に深く結びつきが
あります。密教系の仏教で役行者を呼ぶ時は「南無神変大菩薩」と
いいます。観音様とおなじ菩薩の位を与えられています。
安倍晴明がいた宮中であれば神道の系列です。
陰陽道は神道に近いと言われれば何となく納得です。
しかし後になってからそれが密教系の仏教にすり替わっています。
不可解なんです。
気にしなければ通り過ぎてしまうような事かもしれません。
しかしこれも謎なんです。
隠された何かがあるような気がしてなりません。
続きはまたね・・・
(晴明と日美子と空中に浮かぶどくろ・・・)