蛇の恩返し

みんな元気ですかドキドキ

気持ちが通じれば・・・グッド!

さらに引用のおはなしを2つ。

(釣鐘と蛇)

わたしが子どもの頃住んでいた村の山の頂きには

朽ちた山寺と釣鐘堂がありました。

山寺は不気味で子供はだれも近寄らなかったのですが、

釣鐘堂の前の空き地は格好の遊び場でした。

釣鐘堂には銅製の大きな鐘がぶら下がっていて

管理する人もいないので子供達は好き勝手に突いて

音を鳴らしては喜んでいました。

ある日、わたしは村の田んぼ道で、友達数人が小さな

黒い蛇に石を投げつけているのに出くわしました。

わたしは「かわいそうなことするな」と言って皆に

投石をやめさせ蛇を逃がしてやりました。

そんな事はすっかり忘れた半年ほど後、わたしはいつものように

釣鐘堂に遊びに行こうと、弟と山道を登っていました。

すると、山道に通じる道の真ん中で、大きな黒い蛇が

とぐろを巻いて行く手をさえぎっています。

近づくと舌をチロチロ出して、いまにも飛びかかって

来そうな様子です。わたし達は結局釣鐘堂に行くのをあきらめ、

家へ引き返しました。次の日行ってみると蛇はいなくなっていました。

やれやれとばかりに釣鐘堂に上って行くと、堂には鐘がなく

大人たちが何やら話しあっています。

なんでも先日、腐食した縄がちぎれて釣鐘が堂の天上から落ちて

しまったそうです。鐘は修理のため既にトラックで運ばれた後でした。

「堂の中に人がいなくて幸いだった。誰かいれば大人でも鐘に

押しつぶされてだろうからね。」そんな大人達の声を耳にして私は

ひそかに昨日の蛇に感謝しました。

私を助けてくれたのはいつか逃がしてやった

蛇に違いないと今でも信じています。

(2匹の蛇)

宮崎に住んでいる親戚のおじさん談。

近所の山に趣味の写真を撮りに行った時の話。

山中を移動していると、前方の藪から

「これはダメか」「もうダメだ」と声がする。

声は「ダメか」「かじっても動かないのはもうだダメだ」と続く。

妙な会話だと思って藪を抜けて見ると、その先で老婆が

死んでおり足元では2匹の蛇がとぐろをまいていた。

おじさんはなんだか恐ろしくなって「うお―」と奇声を上げて蛇を威嚇。

2匹の蛇はするすると去っていったそうだ。

蛇の噛み痕などは探す気にもならなかったそうです。

老婆は山菜とりに来て心臓発作で死んだ近所の方でした。

引用は以上です。

・・・

理由はよくわかりませんがヘビは人間にとって

気味の悪い存在です。

毒を持つ種類がいるからでしょうか。

くねくねとうねるその姿が気味が悪いのでしょうか。

あるいは地を這う姿が日本人の独特の感性である

穢れの感情を思い起こすからでしょうか。

ヘビを助けたら見返りに命を助けてもらった

と言う話は日本では昔から多く語り継がれています。

もしかしたらヘビは次元密度を移動する能力を持って

いるのかもしれないと思うんです。

北米先住民族のメディスンマンやシャーマンが

次元密度を超えた世界で賢者の蛇に出会った

というはなしも異常に多いのです。

旧約聖書のヘビもそうですが古代遺跡には

叡智を持つヘビが多く登場します。

続きはまたね・・・グッド!

(ホントはね・・・ファルコンとヘビはともだち・・・グッド!

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