タイムトラベラー 終章 人類は今

みんな元気ですかドキドキ

旅の途中で・・・グッド!

シリーズ100回になりました。

一応の終章を迎えます。

さて・・・

2000年前後までは脳内で主要な原子は炭素でした。

2030年代にはその炭素原子にとって代わりケイ素が

主要な働きをするようになりました。

これにより人間は自分のより深い意識とつながり易くなり

同時に宇宙から送られてくる波動をより深くキャッチする

ようになりました。

驚くべき変容はこれだけではありませんでした。

およそ地球上に存在する物質でケイ素を取り込んでいる

生物とコミュニケーションが取れるようになりました。

いわばクリスタル同士の波動のやり取りが出来るように

なったのです。

外宇宙的には異星人との交流が進みました。

このことにより新しいテクノロジーが多くもたらされました。

新しいテクノロジーを手にしさらに安全に使いこなすためには

同レベルの精神性が必要とされます。

一人一人の「個」の欲求を満たすと同時にそれ以上に「類」と

しての存在に人類一人一人が貢献することが

自然な発露となります。それまでにあったボランティアや

奉仕活動という言葉自体がなくなりました。

人々が自然に他人のために行動することを

第一と考えるようになったからです。

言いかえれば愛と思いやりがすべての行動基準となりました。

宇宙は公平です。

すべての人が幸福になるように初めから作られていたのです。

それはある考えの転換点を超えた時に初めて人類が

知ることになりました。

その転換点とは・・・

それまでは人びとは「人は幸福になる権利がある」と思っていました。

このことが必ずしも正しくないことにある時気づきました。

人が気が付いたこと・・・

それは「人は幸福になる義務がある」ということでした。

これも異星人の兄弟から学んだ多くのことの一つでした。

自分の義務は他人の義務を尊重するということでもあります。

他人の義務を助けることが喜びに変わりました。

いつしかこの思いは信念に変わりました。

信念はいつか行動に変わります。

2030年という年はこの「義務」という信念が

「行動」に変わった年でした。

これが新しい人類の誕生の年だったのです。

DNAが3重らせんになったのが先か、あるいは

この信念が行動に変わったことが先かの議論や研究が

なされた時もありました。

しかしそのことを追求することにあまり意味がないことも

人は悟りました。

不思議なことにそれまで盛んだった古代の歴史の研究も

今まで程ではなくなりました。

そのころには過去は研究するものではなく「知っている」

事柄に変わっていました。

人びとは自分の過去世をすべて思いだし、記憶することが

出来るようになったからです。

ちなみにそのころには人間はほとんどの病気から

解放されていました。

植物や鉱物と会話が出来るようになっていたからです・・・

ここでこのお話はいったん終わります。

長いお話にお付き合いいただきまして

本当にありがとうございました。

この続きはいつかまたね・・・グッド!

(そしてまたボクは冒険の旅に出る・・・)

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