陰陽師の謎 44 空飛ぶ天女の謎

みんな元気ですかドキドキ

天女のこと・・・グッド!

古い絵画に描かれた女神に共通の不思議があります。

弁財尊天も吉祥天女もかぐや姫などもそうですがみな薄い羽衣の

ようなものを手に持ちあるいはまとっています。

(吉祥天女像)

きれいな着物を着ていた天界の神様だから着物の一部が羽衣の

ように見えたんだと言ってしまえばそのまま素通りしてしまいます。

しかしこの羽衣はあまりにも多くの女神や天女に共通します。

これが単なる偶然だとは思えないのです。

それにこの羽衣は空を飛ぶための物理的な装置だと考えれば

また違う見方が出来ます。

三保の松原の天女のお話はそのことを連想させます。

土地の男たちに羽衣を隠されてしまった天女は空を飛べなく

なってしまいます。

この羽衣はきわめて物理的な空を飛ぶための何らかの装置

だと思えるのです。

(三保の松原の天女像)

もう一つウイキペディアによれば信憑性が高いとされる

郷土史料に「うつろぶね」と呼ばれる金属製の丸いUFOの

ようなものが海に浮かんでいたという話が伝えられています。

それがこれ・・・

参照ウイキペディア→虚舟(うつろぶね)

この伝承は『鶯宿雑記』14巻「常陸国うつろ船流れし事」

駒井乗邨,1815年頃を始めいくつかの史料に記述が見えます。

場所は茨城県大洗町の沖合で目撃されたとあります。

ガラスでできた窓のようなものもあったと記されています。

史料によればこの女性は異国の人の風貌をしており手には

箱のようなものを持っていたそうです。

その箱を手にして海の上を歩いていたようです。

昨日ご紹介した十種神宝は具体的な十種類の

道具あるいは何らかの装置を指します。

その十種類の内の3つを取って三種の神器という場合もあるようです。

参照ウイキペディア→十種神宝

以下がその十種といわれるものです。

  • 沖津鏡(おきつかがみ)
  • 辺津鏡(へつかがみ)
  • 八握剣(やつかのつるぎ)
  • 生玉(いくたま)
  • 死返玉(まかるかへしのたま)
  • 足玉(たるたま)
  • 道返玉(ちかへしのたま)
  • 蛇比礼(へびのひれ)
  • 蜂比礼(はちのひれ)
  • 品物之比礼(くさぐさのもののひれ)

    さて・・・

    多くの宗教画に登場するモーゼやキリストは人々の前に現れたり

    説法をする多くの場面で杖のようなものを持っています。

    現代でもローマ法王は杖を持っています。

    (ローマ法王と杖)

    この杖も必ずしも体を支えるためのものだったとは思えません。

    ここまで見てきたように歴史上の偉人や聖人は上空の何かに

    守られていました。

    そして当人たちも何らかの道具を携えていました。

    時にそれが杖であったりあるいはひつぎであったりします。

    さらに時には空を飛ぶためのころもだったかもしれません。

    だとすると「天の叢雲のつるぎ」とは本当にものを切るための

    剣だったのだろうかという疑問が沸き起こるのです。

    ヤマトタケルが草薙の剣として使った時には

    一振りするとたちまちにして周りの枯れ草に火がつき

    周囲を炎が薙ぎ払ったと伝わっています。

    一振りの刀ではどんなに強く振り回しても

    火がおきることは考えられないのです。

    続きはまたね・・・グッド!

    (上空にはもしかして巨大母船が・・・)

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