みんな元気ですか
森は大きな意識体・・・
カマキリはたまごから孵化すると一年しか生きられません。
死ぬ前に森の中で木に卵をうえつけます。
ところが寒い国ではその卵をうえつける場所が大問題です。
昨日今日のように大雪が降る森の中では卵が
雪に埋もれると凍って死んでしまうからです。
ある種類のカマキリは雪がどのくらい積るかあらかじめ知っていて、
やって来る冬に積る雪の高さを超えたところに卵をうみつけます。
カマキリの産卵を調べたらその地方の積雪量が
前もってわかるといいます。北の地方ではよく知られたお話です。
このことはカマキリの不思議な予知能力だと思われています。
しかし森の樹木の予知能力だという可能性があります。
森の樹木は昆虫と共生しています。
その樹木は地球にとってはなくてはならない存在です。
究極の選択で地球が人類か樹木かどちらかを選ぶとしたら
人類が残る可能性はあまり期待出来ないかもしれません。
すこし飛躍したはなしかもしれませんが、地球に意識があり
樹木に意識があるとすると当然森の樹木と地球との間には
コミュニケーションが図られている可能性があります。
気象の変化が地球の意思だとするとこの変化の予定を
あらかじめ大地が樹木に伝えている可能性があります。
つまり積雪の予想は樹木が地球からもらった情報を昆虫に
伝えているのかもしれません。
もしかするとカマキリが卵をうみつけられないような成分を
樹木が一定の高さまで分泌している可能性もあります。
このシリーズの最初にご紹介した「知られざる植物の超能力」
という本には人間が想像も出来ない植物が持つ能力が
紹介されています。
さて・・・
山登りが大好きな友人がいます。
彼は時々一人で深い山の中でキャンプをします。
暗い山の中は本当に孤独だといいます。
夏でも気温のせいではない寒気がするそうです。
昇る朝日がどれほど待ち遠しいか
経験した人しかわからないそうです。
待ちに待った昇る朝日を見ると感謝と感動で涙が出るそうです。
電気もない古代の時代にも人は同じ経験を
していたのかもしれません。
同時に彼はよくこう言っていました。
山には何か神様のような意識体がいると。
まるで月に降り立った宇宙飛行士の言葉のようです。
彼らも同じ事を言っています。
宇宙は暗黒の暗闇ではない、そこには何かがいた・・・と。
一本の樹木と友達になるとします。
その樹木が教えてくれることは森全体の叡智なのかも
知れません。
樹木は全体で一つの存在です。森はさらに大きな樹木たちの
集合体です。それが山を作ります。
古来「山」は神として崇められました。
山をご神体とする神社も、古い神社ほど多くあります。
山は宇宙の叡智ともつながっている可能性があります。
それこそが神の意識なのかもしれません。
続きはまたね・・・
(森には不思議なおじさんがいるよ・・・)