月にいた異星人からの強い警告

みんな元気ですかドキドキ

過去記事より昨日の続き「警告」・・・グッド!

振り向いた異星人は明らかにインゴが遠隔透視をしている事を

知っていました。同時にインゴが命令を受けてこの透視を行って

いることも知っていました。インゴの背後の組織の概要やその

計画や目論見も同時にすべて知っていたのです。

というより一瞬にしてその遠隔透視の意識の主体を読み取った

と言う方が正確かもしれません。異星人が振り向いたときには

彼らにはすべての情報が握られていました。さらにインゴは瞬時に

その異星人が彼らの仲間とテレパシーで交信を行い、状況の判断を

より正確を期すために情報のやり取りをした事もわかりました。

インゴは瞬時にその異星人の意識から伝わってくるものを

キャッチしました。

それは強い警告でした。

後ろを振り向いた異星人はこう言ったのです。

「このような形でのぞきに来るのは止めなさい。

我々はあなたの政府の目論見も知っています。

これからそれを止めるように強い警告を発します。」

インゴは即座にそのすべての意味を理解しました。

彼らのテレパシーは言葉ではありません。

映像と同じビジョンです。誤解が入る余地はないんです。

インゴの頭に突き刺さるようなメッセージでした。

それはメッセージが非常に強い口調で発信されたからでは

ありませんでした。その伝わり方はとても穏やかなものでした。

異星人たちが精神的にかなり成熟していることがよくわかるような

返ってあたたかみさえ感じるような伝わり方でした。

そのあたたかみはインゴの意識を包むような感じがするのです。

それだけにインゴは異星人たちか自分たち地球人のどちらが

間違ったことをしているのかすぐに理解しました。

まるで優しい大人が小さな子供に噛んで含めるような伝わり方

を感じたのです。インゴはそれまでの米国とソ連の月に対する

計画や異星人に対しての思いまでイメージの中に読み取りました。

多大な人命の犠牲を出してまで熾烈な競争をしている米ソの

宇宙開発計画や月探査計画、そしてどちらが早く月を征服しようと

しているのかという歴史的背景に関してのビジョンが一瞬にして伝わり

ました。大容量のビジョンがインゴの頭の中に送り込まれたのです。

インゴはそのことを咀嚼するのに多少混乱しました。

自分の知識にはなかったことばかりでした。

そのイメージを疑うこともできました。

しかし彼らが決して間違っていないこともわかったのです。

ビジョンによるメッセージには決してオーバーな表現は入り込む

余地はありません。写真や映像を見ているのと同じなのです。

それだけに事の重要性を覚るのには十分でした。

インゴは当時一日1万ドルでこの研究所に雇われていました。

当時としても法外な報酬です。

あえてこの警告を上司に出来るだけ正確に伝えます。

上司もその警告の意味を即座に理解しました。

しかしこのことが後で上司を困らせる結果になります。

アメリカの月探査計画と異星人の警告の板挟みになってしまうからです。

上司はインゴの説明をすべて理解します。

彼の上層部はこのことを真剣には受け止めませんでした。

その後上司は悩みぬいた末に辞職します。

代わりの上司がすぐに着任します。

アメリカは月探査計画の名を借りた月征服計画を

止めることはありませんでした。

しかし異星人の警告が本物だと思い知らされることが起きます。

想像も出来ない事態が起こりました。

続きはまたね・・・グッド!

(ボクはニャーモス・・・ヨーダじゃないよ・・・あせる

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