みんな元気ですか
この間僕は最後のアメリカパンサーとの出会いの事を書いた(10月26日の記事)。
で今日もアメリカの国立公園の話し
アメリカの国立公園はどれをとってもすごく広い。
ヨセミテとかイエローストーンとか乾燥する夏の季節には山火事が起きやすい
公園を守るパークレンジャーは山火事が起きると忙しくなる。
燃えている地域の特定、火の勢いや方向に関する情報を集めて人に危険がないようにするためだ。
山火事が起きるときは一か所だけとは限らない。
むしろ数か所で起きることの方が多い。一つの公園内で10か所以上が燃えることもあるらしい。
極端な乾燥(湿度が5%位になることもある)でどこも燃えやすい状態になるから。
しかしパークレンジャーは決して火を消すために忙しいのではない。
どの国立公園でも彼らは決して火を消そうとはしない。
公園内の山火事に関しては彼らの仕事はただ見守るだけ・・・
今から40年くらい前までは火事が起きるたびに懸命に消火作業をしていた。
しかしその頃わかった事があった。
それは火を消すたびにその地域の生態系が前と違って来るということ。
彼らはその時に気づいたんだ・・・
火を消すということ自体が人間が自然に手を加えていることなんだって・・・
山火事も大自然の営みの一部だってことを。
その地域のある松の種類には温度が120度位になると松ぼっくりがはじけて中の種が飛び出すものもある。
そして火が消えた後の地面から芽をだす。
この松にとっては山火事が繁殖のための手段なんだ。
山火事は何万年もこの地域の季節的日常に組み込まれてきた・・・
だから植物も動物もこれに適応するための方法を自分で作り出してきた。
どんなに山火事になっても少し経つと山はまた緑に覆われる。
それが大自然の力・・・
(大自然の力のままに眠くなる僕・・・
って少し意味違うかなあ)
皆さんのコメントとかもらえるとうれしいです