みんな元気ですか
僕は今日も夢の中でファルコンになって遠くに出掛ける。
きょうはフランスのパリの上空をゆっくりと飛んでいる。パリは僕の好きな街。
僕が好きなパリの景色は・・・
モンマルトの丘の絵描きさんの広場・・・
セーヌ川の川岸の恋人たちと遊覧船(バトームーシュ)・・・
エトワール(凱旋門)から放射線状に広がるいくつもの並木道の大通り・・・
ちょっと街はずれのカフェ・・・とそこに働く気のいいギャルソンたち・・・
ボロボロの2CV(シトロエンの軽量自動車)・・・
マロニエの並木道・・・と落ち葉・・・
秋の道端のマロンショー(焼き栗)売りのおじさん・・・
早朝のマルシェ(市場)・・・
レストランの入り口で真冬に生ガキのふたをあけてる寒そうなおじさん・・・
パリをぐるりと取り囲むペリフェリーク(高速道路)・・・
カタツムリと呼ばれている公衆トイレ・・・
お世辞にもきれいと呼べないメトロ(地下鉄)・・・etc, etc.
パリの街はどの景色を切りとっても絵になる。
でも今日はパリの観光ガイドじゃない。
パリの市内は条例で一軒家は立てられない。だからほとんどがアパルトマン(アパート)。
隣同士すき間なく建ってる古いアパルトマンとその屋根の上に部屋の数だけある小さな煙突群。
そこには煙突と同じ数だけのドラマがある。
この街で僕はひとりの少女と友達になった・・・
この続きをまた読んでね
(パリの空の下今日もセーヌは流れる・・・
秋はしんみりするな~)