地球(テラ)の旅立ち セドナをあとに 光の未来へ 5

みんな元気ですかラブラブ

昨日の続き・・・グッド!

それはとてつもなく大きい存在・・・

地球そのものの意識・・・と僕たち二人は思った・・・

しかし確信はなかった。

と言うのもその意識はすぐに消えたから。

謎のメッセージを残して。

気配を消したんだ。

僕たちはマリア様が用意してくれた未来のビジョンをみるのに忙しかった・・・

だからその存在が何であるのかを追求することは後回しにしようとした。

と言うよりも今はそのことを追求しなくても必ずあとからまた会えるというぼんやりとした思いが残った。

忘れ去ってしまうには余りにも大きな存在・・・

しかもずっと昔に知っていた何か・・・のような気がしていた。

僕たちはマリア様の顔を再び見た。

今の意識は何だったのか・・・と同時に次のビジョンを見せてくださいと言う問いかけとお願いをするために・・・

しかしマリア様はいつものようににっこりとほほ笑んだだけだった。

それで僕たちは分かった・・・

この先は自分たちで見つけるんだって事が・・・

マリア様にずいぶんたくさん未来のビジョンを見せてもらった。

このためにマリア様もかなりエネルギーを使ってしまったかもしれない。

これ以上お願いするのはいけない・・・って。

精霊はすごく謙虚なんだよ・・・にひひ

何でもマリア様にお願いするのはよくないよ・・・ってラヒーリオが表情で言っていた。

別にビジョン会話を使わなくってもそれくらいは目配せでわかる・・・

だから僕たちは決めたんだ・・・

ここから先は自分たちで探しに行くんだって・・・

セドナの太陽はまだ高く頭上にあった。

セドナの赤土の平原にはいくつか山のように大きな岩がある。

教会の聖堂ような形をした岩は「カテドラルロック」。

大きな鐘のような形をした岩は「ベルロック」といったように名前がついている。

それらの一つ一つが強力な電磁場エネルギー持っている。

イギリスのストーンヘンジの何倍もそのエネルギーは強い。

岩山が水晶の鉱脈であることもその理由の一つ。

そのエネルギーがネイティブアメリカンの聖地である理由の一つなんだ。

僕たちはその中の一つの岩山の平らな頂上にいる。

見下ろすとサボテンがあちこちで大輪の赤い花を咲かせている。

その赤い色がアクセントになって大地の赤茶色にとけている。

それが地平線の空の青と重なって本当にきれい。

光の具合で空のうすい雲が虹色に輝いて見える。

ここでは雨がほとんど降らない。

空気がとても乾燥している。

あたりにはマリア様のかぐわしい香りが満ちている。

天使のような音楽が聞こえている。

尊い精霊がいるとかぐわしい香りと天使の歌声のような音楽が一緒に響いてくるんだ・・・

みんなも一度はそんな経験があるかもしれないね。

それは精霊が去ったあとでもしばらく続く・・・

空はあくまでも青く澄み切っている。

真上をみると宇宙にそのまま吸い込まれそうな青色を通り越したような蒼黒の空がいつものように広がっている。

静かに頬をなぜる風と遠くの小鳥のさえずりだけが時々聞こえて来る。

ここは確かに生活のための場所ではない。

セドナでは都会とは違う精妙な時間が流れている・・・

ラヒーリオにとってはこれが日常・・・

でも僕にとってはすごく非日常的な感覚・・・自然がとても心地よい。

もう少しここにいたかった・・・

・・・でも先を急ぐことを二人で決めた。

二人はマリア様にお別れのご挨拶をした。

マリア様は二人に祝福を与えると去って行った・・・

その祝福のあたたかくて優しいエネルギーはまた胸をつきあげた・・・

僕はなぜだかうれしくて涙が止まらない・・・

ラヒーリオは丁寧にメディスンホイールにマリア様と大地に感謝の儀式をおさめる。

僕もそれにならって深い感謝の祈りをささげる・・・

次に僕たちはパリのジュヌビエーブに会いに行くことに決めた。

ジュンはコミュニケーションのチャクラの精霊・・・

次のつながりのきっかけを探すのは大得意のはず。

今までに見たこのビジョンをシェアして次のビジョンのヒントを一緒に探るために・・・

次は再び花の都パリだよ・・・この続きをまた読んでねグッド!

イッピーの独り言

(セドナって・・・セドナって・・・思い出すと・・・僕うるうるしょぼん

ペタしてね

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です