地球(テラ)の旅立ち 最終章 光の未来へ 22

みんな元気ですかドキドキ

昨日の続き・・・そしてフィナーレグッド!

マイケルと僕たちは歌が終わってもみんながステージ上にそのまま残った。

刻々と映し出される地球の未来の映像を会場のみんなと一緒に見ていた。

ここからは誰もまだ見たことがない地球の未来の映像だった。

地球はさらに進化をつづけていた・・・

人間の寿命はさらに信じられないくらいに伸びていた。

しかし一方では地球上の人口はさらに減少している。

おそらく今の地球上の人口の10分の1位に減っているようだった。

僕たちはその理由に驚いた・・・

本当は地球の人口はそれほど減ってはいなかった・・・もし生きている人間と・・・精霊の数を合わせたら・・・

地球上にはたくさんの天使たちも住んでいたんだ。

クリスタルスカルはその映像も見せてくれた・・

たくさんの天使と精霊が空中で手をつないでみんなが輪になって歌っている。

心を震わすような天使の歌声・・・

ぼくはそれをどこかで聞いたことがあるような気がしたけどすぐには分からなかった。

でも思い出した・・・

いつか友達の風さんと聞いた森のコンサートに似ていた・・・

(このお話しの参照10月24日記事リンク→森のコンサート

それは人間の精霊たちだけではない・・・

木の精霊や動物の精霊たちも一緒に歌っている。

人間は大分前から動物を食料のためであれ何の目的であれ殺すことを一切やめていた・・・

もし何らかの理由で動物が傷ついたり病気になっているのが発見されたらそれは大きなニュースになる。

人間はみんがその動物を助けることに最大の努力をするんだ。

その動物を助けるためにすぐに必要な医療チームが集められる。

そしてそれぞれが自分の得意な技術を生かして救助のチームに参加するんだ。

参加できなかった人々はみんながそのかわいそうな動物のために祈りをささげる。

「どうか助かりますように・・・」って。

この祈りはその傷ついた動物のために必ず届く・・・

でもそれだけじゃない・・・

それを祈ることによって自分たちもさらに進化することが出来るんだ・・・

なぜなら人のために祈ることは結局自分達にかえって来ることがその頃は分かっていたから・・・

人間と樹木の関係も同じ・・・

人間は自分たちの目的のためだけに伐採することを大分前にやめていた・・・

人間はひたすら植物のために良い環境づくりをした。

だから必要な時には植物が人間に余った木材を提供する。

樹木も繁殖しすぎると余ることがある。

その余った木材は人間の役に立つことをすごく喜ぶ・・・そして人間に感謝する。

その頃は樹木と会話が出来るからそれがわかるんだ。

だから人間もそれ以上に樹木に感謝する。

彼らは本当の意味で平和に共存していた・・

地上は深い緑の森で覆われている。

でもそれは無計画な緑ではないんだ。

樹木と人間と・・・そしてそこに暮らす動物と・・・みんなが共存するための計画に基づいた秩序ある緑・・・

この星ではエゴが消えていた。

自分を優先するより自分以外をすべてにおいて優先していた・・・

しかし本来のエゴの目的は十分達成されていた・・・

なぜなら自分以外を優先することこそ自分が十分に生かされるただ一つの方法なんだ・・・

人類はそのことに気付いた・・・

これが人類が達した究極の進化・・・さとり・・・だったんだ・・・

この後人類は他の星のまだそれに気付いていない人々を助けるために宇宙に出かけるようになった・・・

以前この星の子供たちが助けてもらったように・・・

この時地球は本当に光輝いていた・・・

人間や動物や鉱物や植物が出す愛の光で・・・

マイケルと僕たちそして会場の精霊や妖精たち全員が深い静寂に包まれていた。

でもそこにいた僕たち全員が圧倒的な喜びの感情に満たされていた。

ジュンとラヒーリオと僕はあの日パリのマレー地区の裏通りのカフェで未来を見たいと思った・・・

セーヌの流れに時の流れを見た。

時は同時存在・・・過去をたどれば未来にたどり着くと全員が思った・・・

それは正しい決断だった・・・

僕たちは時を超えて未来を見た・・・

僕たちの成し遂げた地球のチャクラのエネルギー統合は正しかった・・・

この日会場に集まったすべての精霊がその未来のビジョンに参加してくれた。

もう迷う事はない・・・

僕たちはマチュピチュの精霊・・・このクリスタルスカルの守り神・・・ケチュアを舞台に招いた。

参加者全員がケチュアに最大級の拍手と賛辞を送った。

彼の顔は涙でくしゃくしゃになっていた・・・自分の役目が無事に果たせた喜びと・・・

それ以上に・・・みんなに喜んでもらっている感動で・・・

それこそがどんな精霊にとっても最大のご褒美・・・

僕たちも涙が止まらなかった・・・いつまでも・・・

そして僕たちは光の未来に向かって再び歩き始めた・・・

みんなで手をつなぎながら・・・

ここまで読んでいただいた皆さんに心から感謝しています・・・ドキドキ

たくさんのコメントやプチメやゲストブックにメッセージをいただいた皆さんも本当にありがとう。

僕は皆さんに本当に力をもらいました・・・だからこのお話は皆さんに創っていただいた物語です。

ジュヌビエーブやラヒーリオやそのほかの精霊たちもまたいつかイッピーの物語に登場すると思います。

彼らは精霊・・・そして愛のハンター・・・優しさの匂いにはとても敏感です。

そこに愛の物語があればどこにでも出かけます。

この星が光の未来にたどり着くまで・・・・・・

また会える日まで・・・みんな・・・元気でねグッド!

イッピーの独り言

(精霊のみんなとしばらく会えなくなる・・・少しさびしい僕・・・しんみりしょぼん

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