みんな元気ですか
僕は友達の風さんに不思議な話を聞いた・・・
オトギリソウという植物のこと・・・。
ヨーロッパではこの植物の名前はセントジョーンズワート。
聖ヨハネの名前を持つ。
セントジョーンズワートは聖ヨハネの日・・・つまり夏至の日・・・
6月22日頃に収穫される。
その日にこの植物のエネルギーがもっとも強いとされているから・・・。
ドイツなどではうつ病の薬として処方されることがある。
夜眠れないなどの不安の症状などにも良いとされている・・・。
セントジョーンズワートのハーブを錠剤にしたり・・・
浸出油(セントジョーンズワート油)として製品化されたりしている。
その日本名オトギリソウの由来・・・。
ちょっと日本版ロミオとジュリエット・・・。
あるところに鷹匠の兄弟が住んでいた。
鷹匠とは猛禽類の鷹を使って狩をする仕事。
その家には代々伝わる門外不出の秘伝・・・
ほかの人には絶対にもらしてはいけない秘密の技・・・があった。
その家の弟が隣村のきれいな娘に恋をする。
その娘の家も腕のいい鷹匠。
兄弟の家とは仲が悪く敵対関係・・・。
弟は娘に乞われて兄弟の家に伝わる秘伝をもらしてしまった。
兄はそのことを知ると怒り・・・弟に切りつけた・・・。
その家の秘伝とは・・・鷹が獲物の反撃にあって傷を負ったときに鷹に塗る薬・・・
それがオトギリソウで作るというものだった・・・。
この兄弟の悲劇のお話しがもとになって「弟切草」という名前がついた・・・。
(兄弟げんかはいけないよぉ・・・心配する僕・・・あぁぁ)