悪天候で飛行機が足止め/ 機長が乗客に宅配ピザふるまう
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アメリカのコロラド州デンバーで、悪天候によって空港で足止めされた乗客に対し、機長らが宅配ピザを注文してふるまったと「TheDenverChannel.com」が伝えている。
記事によると、5月25日(現地時間)、フロリダ州フォートローダーデールからデンバーに向かうサウスウエスト航空の便が、嵐によってデンバー国際空港で着陸許可下りるまでの待機経路に置かれた。当初、機長は10分早く到着すると乗客に伝えていたが、悪天候により変更を余儀なくされたのだ。
そして、飛行機はしばらくコロラド上空を旋回した後、別の空港に着陸。しかしすでに前に1機、その後にも1機が着陸していて、合計3機が待機状態となった時、機長がなんと宅配ピザを3機の乗客分約40枚を注文し、サウスウエストの飛行機に届けられたという。
実は、サウスウエスト航空では、予想外のアクシデントが発生した際、フライトクルー全員が乗客に対して“いつも以上のサービスに努める”ことを普段から訓練されているといい、その規則が今回、まさに実践された形だ。サイトでは、ピザをふるまう機長やクルーの様子、笑顔でGOODサインする乗客らの写真が載っている。
そして飛行機は、約4時間遅れで無事デンバーに到着。乗客から「思い出になる粋なサービスが経験できた!」と感謝の声もあったようだ。
僕は思うんだ・・・
これって何でもない記事なんだけど・・・
よくよく考えるとさりげない心の優しさがにじみ出た行動だと思う。
だって・・・もしかすると自腹覚悟だよ・・・きっと。
僕は以前「パパから息子への最高のプレゼント」・・・
という記事を書いた・・・→こちら
一緒にいた息子が・・・
知らない子供連れの家族の窮地を救うための・・・
パパのさりげない優しさを目の前にして・・・
自分の一生の宝物(プレゼント)として心にしまっておく・・・って言うお話なんだ。
日本と比べるわけではないけれど・・・
アメリカではこのような光景をよく目にする・・・
多分彼らが大切にする・・・
子供のころからはぐくんできたユーモアの心とつながっているんだと思う・・・
もうひとつおまけ・・・
僕が本当に経験した小話を一つ・・・
アメリカの国内線に乗った時のこと・・・
目的地のサンフランシスコにやっと飛行機が到着。
その飛行機はアリゾナのフェニックスから飛んできた・・・
そこでキャビンアテンダント・・・例にもれず最近はお年を召したたくましそうな女性が多い・・・
が到着時の他の国内線への乗り換えと待ち時間を機内アナウンスしていた・・・
ニューヨークへは○○時○○分
ロスアンジェルスへは○○時○○分
ワシントンへは○○時○○分・・・
といくつかの乗り換え案内をした後に・・・
そして(今来た)フェニックスへは○○時○○分・・・
と言った後にぼそっと言った・・・
「そんな人がいたら見てみたいよ」・・・って。
それまでのアナウンスはほとんどみんな聞いていなかったが・・・
その一言を小耳にはさんだ乗客の・・・
全員が大爆笑・・・
すべての乗客にとって・・・
ある意味・・・それは忘れられないフライトになった・・・
そしてみんながとてもやさしい気持ちになって飛行機を降りて行った・・・
(あの時は笑ったけど・・・小粋なはからいは・・・泣かせるぜ・・・まったく)