みんな元気ですか
きのうの続き・・・
やまと大陸は自らを海に沈めた・・・
その理由は・・・
彼らの指導者階層は精神的にも進化していた・・・
しかし国民すべてがそうではなかった・・・
一方彼らの文明は非常に進んでいた・・・
進んだ物質文明と遅れた精神性のギャップは常に指導者の悩みの種だった。
彼らは知っていた・・・
この物質と精神の差はいつか取り返しのつかない地球規模の大惨事を引き起こす・・・と。
まるで子供がおもちゃと思って拳銃を持つように・・・
彼らはその大惨事が目前に迫っていることをある日知った・・・。
その時に彼らは決断をした・・・。
その危険な科学技術をことごとく消滅させようと・・・
この地上からすべて消し去ろうとした・・・
地球上から消えた古代文明・・・
アトランティス
レムリア
ムー・・・等
すべて同じ理由で自らを消滅させた・・・。
だから・・・それらの痕跡はあまりにも少ない・・・。
まるで意図的にすべての痕跡を消し去ったように・・・
単に時の力が働いて・・・
痕跡が外的要因で消えてしまっただけではなく
手掛かりがあまりにも少ない理由はそこにある。
その大惨事を引き起こす危険な技術とは何か・・・
それは核爆発や中性子爆弾の類ではなかった・・・。
彼らは核分裂の技術は当時すでに持っていた。
しかしその技術は日常では使われてはいなかった。
なぜならそれらは扱いに危険を伴い・・・
長い目で見て合理的ではないと判断したからと言う事もあるが
もっと深い理由があった・・・
核燃料の基になるウラニウムの類は天然の鉱石である。
それはやまと大陸にもあった・・・。
しかし彼らはそれを掘りだす事は決してしなかった。
なぜならウラニウムが地中に鉱脈として存在する場所は
今で言う・・・パワースポット・・・のような場所であり
その場所では特別な・・・しかも強力な力が働く。
そこは彼らの精神性を高めるためにもっとも神聖な場所とされ・・・
祈りや瞑想のための場所になっていた。
だから決して彼らはそれらを掘り起こすことはしなかった。
それよりも彼らはそこを祈りの場所として神聖視した。
ちなみにウラニウムなどの天然放射性物質の発する放射能は
ごく微量であり大自然の中に守られている限り・・・
人体や動物植物に害が及ぶことは決してない。
これは他の石油などの天然資源も同じ・・・。
やまと大陸の人々はこれらが地中に眠っている限り
母なる大地を癒し・・・
大地と共に人間や動植物を守るための存在である事を知っていた。
まるで映画のアバターに出て来る・・・
惑星パンドラの希少資源「アンオブタニアム」と
その上にそびえたつ神の樹木を・・・
惑星の住人ナヴィ達があがめたように・・・
惑星パンドラではすべてが共生していた・・・
ナヴィも植物も鉱物も・・・
巨大神樹も・・・
どれが欠けても存在が成り立たない・・・
すべてがそこにあることで・・・
すべてがお互いを高めていた・・・
文字通り・・・ワンネスの世界・・・。
やまと大陸の人々も「すべてが一つの世界」の中に住んでいた・・・
地中の天然資源をむやみに掘り起こすことが・・・
決して自分たちのためにならないどころか・・・
何よりも大切な・・・
母なる地球の怒りをかう事を知っていた・・・。
ワンネスこそが彼らが最初に守らねばならない・・・
皆がよりよく生きるための・・・
誰でも知っているルールだった・・・。
それでは彼らは必要な資源をどのように入手したのか・・・
彼らはあらゆる自然のエネルギーを最大に利用した・・・
その手段はいくつもあり
どれもふんだんに利用できた。
太陽光・・・風力・・・波力・・・地熱・・・
それに植物の持つ自然の力・・・
植物の光合成の仕組みを解明しこれを
冷暖房のエネルギーにしていた。
興味深い事に・・・
彼らは植物がそよ風をおこす仕組みも解明していた・・・。
樹木はある状態になると雲を呼び風を起こす・・・
これが室内の換気に利用されていた。
他にも彼らは自分たちで必要な資源を作った・・・。
例えば・・・
特殊な水晶のような鉱石の結晶を自分達で作っていた。
それをエネルギー発生装置や通信手段の装置として利用していた。
それは金属と水晶の中間のような鉱石・・・
それが真正オリハルコン・・・。
彼らはこの結晶の成長の波動を瞑想により生み出す・・・
と言う技術を持っていた。
この職業は神聖視されており・・・
当時の神職のような人たちがこれに従事していた・・・。
彼らの作り出す結晶は時には数メートルにも及ぶ巨大な結晶もあった。
それでは・・・
彼らが最も恐れていた・・・
大惨事を引き起こす可能性とは何か・・・
この続きはまたね・・・
(顔はこっちで・・・目線は向こう・・・サッカーのフェイント練習してるのかい
・・・っておい、話し聞いているの)