地球(テラ)の旅立ち 神集い 41 許されぬ恋

みんな元気ですかドキドキ

前回の続き・・・グッド!

イルカのワクーマはみんなを愛の波動で包んだ。

それはその部屋のみんなの意識をはからずも魂の原点に戻す効果をもたらした。

みんながそれぞれアスカの時の過去生を思い出すことになった。

みんなにはその時代の生活や経験が信じられないようなスピードで

頭の中で記憶のビジョンとして浮かんでいる。

共に過ごした仲間や家族の事・・・

そして自分たちがなんのために生きていたのか・・・

みんながアスカの時代には最高評議会の評議委員であり

それぞれが役割と使命を持っていた。

石嶺教授は当時の陸上と海洋の生物たちとの協調をはかり

ダンは主に植物との共生を探り

ジョアンは当時の人々の祈りを深めるための役割を負い

栞は当時のエネルギーのみなもと・・・

そして宇宙で最大の智慧をもつクリスタルや

石や鉱物全般との橋渡しの役割を負う。

同時に誰もがハッとするような神秘性を備えた神官。

その美しさはいつも憂いと優しさをたたえていた。

最後にはスカルの秘密を守るための重大な使命を・・・

クリスタル自身と交信することによって全うした。

教授もダンもジョアンも栞も今の仕事は

どことなくその当時の仕事と関係している。

同時に彼らの性格は・・・

おそらくこれは自分自身にしかわからないことではあるが・・・

当時の使命感をいまだにいだいていると思われた。

そして最後に残るやまとは・・・

実は最高評議会の最高責任者・・・

つまりすべての評議委員を統括する重要な役割を負っていた。

それは今の概念で比較すると王の中の王・・・

あるいは皇帝のように聞こえるが・・・

実はそうではない・・・。

彼の役割は評議委員が持ち寄るすべての情報をもとに

未来を「見る」こと。

その「見る」事によって人々を導く・・・。

その役目は非常に中立であくまでも公平な・・・

それだけに孤独な立場を要求されていた。

つまり誰かと親しくなりすぎたり

誰かに愛情を傾け過ぎると

ほかの誰かに公平を欠く事になる。

それはすなわち未来を「見る」目をくもらせることになる。

しかし当時やまと・・・つまり最高評議委員長は栞・・・

神官の長に好意を持っていた。

神官も最強評議委員長の好意には気がついていた・・・

それは二人にとっては・・・立場上許される恋ではなかった。

そして二人は永劫にも等しい時を経て・・・

今結ばれる・・・。

やまとはあの大陸のすべてに責任を持っていた・・・。

あの大陸とは「やまと大陸」・・・

歴史の必然が巡り今は彼の名前となった超古代文明大陸・・・

この思いは今全員が共有していた・・・。

教授やダンやみんなのストーリーが信じられない速さで

同時に進行していたが

やまとと栞の過去生の物語に意識のフォーカスが合うと

みんながやまとと栞を祝福した。

大きな愛の波動の中での祝福は

さらにみんなの気持ちを一つに包んだ。

栞は泣いていた・・・

やまとも涙をかくすことが出来ない。

みんなもしばらく涙をこらえることが出来なかった・・・。

場面は展開する・・・。

「ワクーマ」の意識に変わって次に「つきの」の意識が

みんなの脳に直接メッセージを送ってきた。

それは誰も想像もし得ない驚くべき内容だった・・・

この続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(つきのはクリスタルや石が得意なんだよね・・・砂もかなぁ~・・・「つきの砂漠」なんちゃって・・・あはあせる

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