みんな元気ですか
旅は続きます・・・
次に火の国熊本の阿蘇に向かいました。
熊本はとても河川の多い国と言うのがその印象でした。
だから水に恵まれとても緑も豊かな国です。
しかし名前は火の国です。
これはもちろん阿蘇山が名前の由来になっています。
阿蘇山のメインの噴火口です。阿蘇山は活火山です。
この写真のすぐ左から今も硫黄の噴煙が出ています。
このため喘息の人や心臓に疾患のある人は
ここまで昇ることが禁じられています。
ここから足を滑らせたら最後です。
しかし熊本が阿蘇山の事を由来にしただけで火の国という名前を持っているとは思えません。
熊本の歴史は悲しい戦いの歴史なんです・・・。
西郷隆盛がしかけた明治維新の頃の西南戦争では
熊本は主戦場でした。
多くの名もなき戦士の命が散りました。
そしてそのはるか昔まだ大和朝廷が産声を上げた頃
熊襲・・・つまりこの地を根拠地にしていた民族は薩摩の隼人と共に
大和朝廷に対して屈せず戦い抜いたと言う伝説があります。
多くの戦士たち霊を慰めるように今も天使たちが忙しく働いているような気がしました。
これは阿蘇の外輪山に注ぐ天使のドレープ。
雲間からふりそそぐ日の光です。
天使のカーテンとか天使の階段とも言います。
この光が出る時には天使たちがいると言われています。
この天使のドレープをまとった阿蘇の外輪山の形は
昔見た「未知との遭遇」の映画の場面になった山を思い出しました。
宇宙から来た知的生命体とのコンタクトがその山の頂上で行われました。
旅はまだ続きます・・・
(戦う兵士のビジョンを見て・・・少し疲れた僕・・・ヘミシ)