みんな元気ですか
きのうの続き・・・
この人誰だかわかりますか。
見ただけで分かる人はすごいです。
この人・・・梨木香歩さん原作の映画「西の魔女が死んだ」
に出て来る「まいちゃん」のおばあちゃんです。
- 西の魔女が死んだ (新潮文庫)/梨木 香歩
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「西の魔女」では学校に行かなくなった孫娘のまいちゃんをあずかり
魔女の修行を通じてまいちゃんの心を開いて行く
とても素敵なおばあちゃんの役を演じました。
ラストシーンがとても印象的でした。
おばあちゃんは亡くなる前に体は死んでも
魂は死なないと教えます。
そしてお葬式の日に自分が魂として戻って来たことを
ある方法でまいちゃんに知らせます。
話はそれますが・・・
梨木さんの小説は大好きでほとんど読みました。
樹木や小動物や自然がたくさん出て来ます。
幻想的な情景の中でストーリーが展開します。
彼女のヨーロッパや中東の植物に関する造詣の深さは
おそらく右に出る人はいないのではないかと思います。
話をもとに戻します・・・
このかた名前はサチ・パーカーといいます。
実はシャーリー・マクレーンのお嬢さんです。
お母さんもそうですがこの方も女優さんです。
本名はサチコ・パーカーと言います。
この名前から分かるようにシャーリー・マクレーンは
とても日本びいきです。
それが嵩じて娘に日本の名前を付けました。
この名前の由来も実はストーリーがあるんです。
シャーリー・マクレーンは自分が一休さん・・・
あの「とんち」で有名な室町時代の禅僧・・・
の一休宗純の年の離れた愛人だったと信じているんです。
歴史ではその愛人の名前は森侍者(しんじしゃ)と記されている
ことがありますがこれは固有名詞ではない可能性があり
本当の名前は「さち」だったとシャーリーは信じているようです。
そこで彼女は娘が生まれた時にこの名前を取って
「さちこ」と名付けたのです。
「アウト・オン・ア・リム」が「西の魔女が死んだ」に
不思議なご縁で繋がっていると言うお話しでした・・・
(んーとね・・・あれとこれがつながって・・・んでもって・・・あーもう複雑)