みんな元気ですか
少し悲しいけど美しいお話し・・・
いつものらばQから。
(写真はクリックすると大きくなるよ。)
ウェディングドレスを着た女性は美しいものです。
人生の晴れ舞台であり、一生を過ごすパートナーとの
第一歩を踏み出す大事な行事であり、幸せを象徴するものと言えます。
21歳のケイティ・カークパトリックさんはガンを患いながらも抑えこみ、
人生で一番幸せな日を迎えました。
ケイティさんの肺に出来たガンの腫瘍は心臓に移転し
酸素を注入しなければ呼吸も困難でした。
内臓も侵され、背中に走る激痛はモルヒネも効かない状態だったと言います。
しかしそのことが彼女とニック・ゴッドウィンさん(23)の
結婚を引き止めることはありませんでした
結婚式の3日前。夜勤を終えた警察官のニックさんが痛みで寝られないケイティさんを病院に連れてきて治療のために看護婦を待っているところ。
服用する痛み止めなどの薬。
結婚式が近づくにつれ、どんどん増していく痛み。母親は仕事を休職しました。
高校生の時、彼女は学校のクイーンに選ばれました。さらに卒業生総代でもありました。そのときの写真が家族の家に飾られています
高2のときに出会ったニックさんと結婚する数分前。
交わされる誓いの言葉。
新たな義理の息子が出来たことを喜ぶ、ケイティさんの父親。
おなじみの結婚式セレモニーで、新郎とベストマンに歌ってもらう笑顔の新婦。
パーティで疲労して休んでいるケイティさん。顔色はドレスのよう青白かったそうです。
そしてこの5日後、彼女は亡くなりました。
愛をもらい、愛を与え、そしてすばらしい結婚式をやり遂げることが
彼女にとってのガンの克服の仕方だったとのことです。
僕は思うんだ・・・
死に様が生き様という言葉がある。
ケイティは最後にみんなに美しい姿を見せてお別れをした。
彼女は短い命を誇り高く美しく生きた。
新郎も新婦も二人の愛のゴールが長く続かないことは知っていた。
それでも二人はこの上なく幸せだったんだ。
それが生きると言う事なんだと思う。
例え5日間の短いあいだでも・・・
それが愛の力なんだよ・・・
僕は違う事も思う・・・
彼女もきっと天使なんだ。
21歳で愛をつらぬいてそして・・・
死ぬことを決めてこの世に生まれて来た天使なんだ・・・
(心の中で・・・美しさを見つめる僕)