ある老人病院で 1

みんな元気ですかドキドキ

イッピーままのこと・・・グッド!

日本では高齢者の疾病に対する対応はまだまだ

西欧並みに行っていません。

普通の病院では3カ月以上入院すると追い出されてしまうのが現状です。

高齢者の転院難民のような状況は本当に悲惨です。

どなたも高齢に加えて病気を抱えているわけですので・・・

でもどんなご高齢者でもお客様として扱っていただける

老人病院も数少ないけど中にはあるんです。

その一つが青梅にある老人病院。

ここは現在700床以上のキャパを持っていますがほとんど満杯状態です。

今でも「入院待ち」の状況ですが以前は6カ月待ちも普通でした。

患者さまを総勢600名くらいのお医者様とスタッフさんがケアします。

その人気の秘密は患者さまが患者としてではなく

お客様として接遇されいることに尽きると思います。

この病院のコンセプトは「自分の親を安心して預けられる」施設です。

創設者の会長が30年前に考えた理念です。

その一例ですが・・・

患者さまは常にお名前で呼ばれます。

例えば田中様、佐藤様と言う風に心をこめて・・・

院内でスタッフさんとすれ違った時も必ず笑顔のご挨拶がかわされます。

一万坪を超える敷地には遊歩道があり季節の花々が咲き乱れます。

広い敷地内の設備もゆったりしています。

それに体一つで入院出来るんです。

理由は定期的に好みのお洋服が支給されるからです。

その老人病院でご縁があって

イッピーままはもう10年近くアロマトリートメントのサロンを

週2回運営させていただいております。

トリートメントスタッフも30名になりました。

その30名がローテーションで週に2回トリートメントをします。

これはある日のアロマトリートメントの風景です・・・

患者さまのG様はお年が95才。

まだまだ大きなお声でお話をされ元気です。

ご自分で歩いてサロンまで来られます。

ある日ご家族がご一緒されている時

お嬢様が「まー、いいですねお父様。

たくさんの美人に囲まれて。」

と冗談を言います。

するとGさまはニコニコして嬉しそうです。

トリートメントスタッフはみんな女性です・・・。

最初にアロマを入れたフットバスを使いそのあとに

女性が二人がかりでフットとハンドのトリートメントをします。

その日のお客様の状態にあったオイルをブレンドします。

一人のトリートメントスタッフがG様に話しかけました。

「G様はお顔の色もいつもつやつやで本当にお元気そう。

何か長生きで健康の秘訣でもあるんですか?」と問いかけます。

するとGさまは・・・ニヤッとして・・・

左手の小指を高く差しあげられたんです。

それには一同大笑い・・・。

続く・・・グッド!

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イッピーの独り言

(アロマトリートメントされた後には・・・こんな感じの僕・・・ZZZzzz~ラブラブ

ペタしてね

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