みんな元気ですか![]()
きのうの続きだよ・・・![]()
今までは海底遺跡でしたが今回は一挙に山の上です。
場所はペルーの山岳高地、神秘の遺跡マチュピチュです。
ここの遺跡にはいまだに本当に謎が多いんです。
なぜこんな高地に都市を作ったのか・・・
誰が作ったのか・・・
どうして住人が消えてしまったのか・・・
なぜ一切の記録が無いのか・・・
火山地帯で地震が多いのになぜ今まで無傷なのか・・・
・・・etc,etc.
(晴れた日のマチュピチュ)
このマチュピチュにはまだ財宝が眠っていると教えてくれたのは
チャネラ―のケビン・ライアーソンでした。
ケビンはシャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム」という
世界的ベストセラーになった本で紹介され一躍その名前が
知られるようになりました。
これはそのケビンから直接聞いたチャネリング情報です。
上の写真でも分かりますがむこうに見える山は
「ワイナ・ピチュ」と言います。
ちなみにマチュピチュとは老いた峰、
ワイナピチュとは若い峰と言う意味だそうです。
(雲に包まれるワイナピチュ)
ケビンによればこのワイナピチュには想像もできないほどの
古代の財宝が人の目に触れないまま眠っています。
金銀の仮面や宝飾品・・・それに見たこともないような
クリスタル・スカル(水晶どくろ)などのようです。
金銭的価値はもちろん天文学的な数字のようですが
それにもまして学術的価値は計り知れないといいます。
一例ですが・・・
そのクリスタル・スカルに下から光をあてると
周りの壁に映像や数式が浮かぶ設計になっているのです。
そこには人類の失われた古代文明に関する記録が
書いてあるとの事でした。
現代の科学でも遠く及ばないような超古代に失われた技術が
そのスカルには施されているそうです。
ちなみにそのワイナピチュでの遺跡の発見の場面が
イッピーの小説「地球(テラ)の旅立ち」に登場します。
それはこんな感じでした・・・
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(注:精霊たちは時の流れの秘密を知ります。
それはパリのセーヌ川にヒントを得たものでした。
ラヒーリオはセドナの精霊。セーヌのような都会の川は
今まで見たことが無かったのでした・・・。
もう一人はすごい美人さんのジュヌビエーブ。
彼女はパリの芸術の妖精・・・。
それにボク、イッピーは今ファルコンに変身している。
3人の旅は続く・・・)
僕たちは光あふれるパリをあとにする。
ラヒーリオはパリを離れるのが少しさびしそうだった。
彼にとってはパリの街もセーヌの流れも全く非日常の世界だった。
大自然とは全く違う都会の中に人々の悩みや迷いを感じとっていた。
だからこそさらに輝く人々の優しさも・・・
大自然も愛・・・でも人々の日常生活もこれもまたかけがえのない愛の営み。
このいとおしい存在・・・人間・・・
さようならセーヌの流れ・・・また会う日まで
・・・アビアント(またいつか・・・)![]()
・・・ラヒーリオは小さな声でそうつぶやいた。
彼の目にはかすかに光るものが・・・
僕はそれが聞こえないふりをした。
そして・・・次の瞬間3人はマチュピチュにいた・・・
精霊の時空を超える旅はほんの一瞬・・・
例えそれが地球の裏側でも。
現地のケチュア語で’老いた峰’を意味するマチュピチュは標高2300mほどの高地にある。
この空中都市が発見されたのは比較的新しく20世紀にはいってからの事。
遠くの連山の上に氷河が見える。
高地にあるのでかなり気温も低い。
我々にとっては一瞬の旅でも観光客は列車やバスを乗り継ぎかなりの長旅をしてここまでたどり着く。
でも僕たちは観光に来たのではない。
目的のものを探すことに集中する。
精霊でも探している物が一発で見つかるわけではない。
それなりの努力が必要。
メディスンマンの言い伝えによると財宝は人知れず奥まった洞窟の中にあると言う。
その洞窟は山の上の都市よりも一段高い山の中にある・・・
その洞窟の場所が外からわかるとは限らない・・・
しかし手掛かりはこれだけ。
おそらく人目につかない、かなり見つけるのが難しい場所にあると思える。
しかしそれだからこそ長い間守られてきたんだ。
精霊は勘が鋭い・・・しかも我慢強い。
3人で丹念にあたりを見回す。
そして空中都市の前にそびえる山にあたりをつけることにする。
この山の名前は若い峰を意味する’ワイナピチュ’といいマチュピチュよりも500m位高い。
この山も観光登山のための足場がある。
一日400人だけという入山制限があり自然が保護されている。
よく見ると野生のランがきれいな花を咲かせている。
日本の野草に似た草花も多く茂っている。
この地方は高地にも関わらず多湿のようだ。
僕たちはワイナピチュの周りを丹念に飛んでみて洞窟の入り口がないか調べる。
入り口らしいものが意外にもマチュピチュ側から見える少し下の方にあった。
もちろんここが入り口ですと言ったような形はしていない。
かなり雑草に覆われた茂みのなか。
しかし草の茂みの色が違う幅広の縦線のような微妙な模様を見つけた。
草の色が違うのはその下の土壌が違うから。
そこが間違いなく洞窟の入り口だった。
しかもかなり大きな洞窟。
この洞窟がマチュピチュから見える意外なところにある理由を僕たちは想像した。
おそらくマチュピチュ側から常に洞窟の財宝を見はっていたのかもしれない。
僕たちは精霊・・・どんな厚い壁でも床でも通り抜けるのは簡単。
以前パリ郊外のシャルトルの大聖堂の床を通り抜けて地下にケルトの祭壇を発見した時のように僕たちは中にはいって行った。
中は当然真っ暗闇。でも精霊は暗闇でも物は見える・・・
中は3重の石壁の扉で守られていた。
岩の壁で出来ているが人口の壁だとは思えないような細工がしてある。
しかもところどころに盗掘よけの危険な仕掛けもしてある。
僕たちはついにクリスタルスカルにたどり着いた。
僕たちは洞窟の一番奥に石で厳重に守られた棺に納められている・・・ような物を想像していた。
しかしスカルは洞窟の一番奥の小さなほら穴に納められていた。
それを覆い隠すようなものは一切ない・・・
だが当然予期していたことが起きた。
スカルを守る精霊がそこにいた。
賢者の老人のような姿をしている。
そして僕たちが近づくと奪われないように戦いの姿勢をとる・・・かのように思われた。
しかしそれは僕たちの誤解だった。
その精霊は僕たちに対し深々と一礼すると言った・・・
「お待ちしておりました。イッピーさま、ジュヌビエーブさま、そしてラヒーリオさま。
皆様がおいでになるのを千年一日のごとくお待ちしておりました。
私は長い間このスカルを守る役目を負ってきました。
しかし今ここでようやくこの役目を終えることが出来ます。」・・・と。
彼は僕たちが来ることを知っていた・・・
・・・スカルによって。
しかも僕たちの名前さえも・・・その理由も・・・そして目的も。
まるで過去現在未来のすべてが記してあると言うアガスティアの葉を見るように・・・
彼はこのスカルが僕たちが探している本物であることを告げた。
そして最後の役目を勤めようとしていた。
・・・どのようにしてスカルから情報を得るか。
それを僕たちに教える事によって・・・
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続きはまたね・・・![]()
(水にもぐったり空を飛んだり・・・精霊は大忙しだよ・・・少しお疲れのボク
)



