みんな元気ですか・・・
きのうの続き・・・
山には動物霊や自然霊が確かにいます。
彼らと遭遇した話は本当に多いんです。
昔から数え切れない程あります。
おそらく山里の小さな村にも必ず10や20はあるものです。
しかし語り継ぐ人がいないのでだんだん忘れ去られています。
そのことを考えると、自然がなくなると言う事はただ樹木や
動物が消えてゆくことだけではないのかもしれません。
動物霊や自然霊には昔からの言い伝えを守り、
日ごろの感謝を忘れないように、そしてそれを形で表す事によって
ある程度はお互いに上手く付きあって行く事が出来ます。
昔からの言い伝えとは例えば・・・
山では弁当などの食べ物は必ず少しでも残して帰る
用便の際は必ず山側を向いて用をたす
登山口では必ず山に敬意を表し一礼して山にはいる
山頂では決していただきを足で踏まない
人のま後ろには立たない
人のま後ろから声をかけない
山に入った後は決して本名では呼び合わない
下着はかならず白
山でなくしたものを決して探してはいけない
動物の名前をむやみに口にしない
何かに話しかけられても決して返事をしてはいけない
登山ナイフなどを必ず携行する
・・・等々があります。
それぞれに理由がありますが一番大切なのはどんな
異変が起きても決してあわてない事です。
パニックになると必要のない事態まで引き寄せてしまうからです。
ほかにも入山の印を結ぶだとかご神言を唱えるとかがありますが
山で修験道の修行をするような人以外には必要はあまりないと
思いますので詳細は省きます。
しかし・・・
山には本当はもっと怖いことがあります。
人の想像を超える事があるんです。
そのお話しは次回また・・・
(えっ、まだあるの・・・固まるボク・・・ブルブル)