龍の復権 18 葦嶽山 その九 葦嶽山のパワー

みんな元気ですかドキドキ

きのうの続き・・・グッド!

いままで見て来たように鬼門は磁力の方向で決まります。

その鬼門ですが・・・

鬼門を封じないと本当に禍々しきものが入りこむのでしょうか。

鬼門とはそのためだけにあるのでしょうか・・・。

風さんが大切な事を教えてくれました。

実は鬼門があるからすべての宇宙のエネルギーは

回転運動を保つことが出来るんです。

東西南北に働く力だけでは回転エネルギーを得ることは出来ません。

加えて斜めから入って来る力があるから回転する力が生まれるのです。

回転する力はすべてのエネルギーのみなもとなんです。

したがって鬼門とは実は力のみなもとなんです。

その意味ではよいものも悪いものも力のみなもとになるんです。

善悪は人の判断・・・宇宙には良いも悪いもないんです。

すべてがエネルギーなんです。

鬼門とはそのエネルギーを都合よくコントロールするために

人間によって利用されたくさびを打ち込むためのポイントだったのです。

鬼門があるから中心がふらふらするのではないんです。

ぶれない中心があってそれに力の強い鬼門があれば

その中心はますます栄えるのです。

三百年続いた江戸城のように。

つまり政治的、経済的、社会的パワーを得るためには鬼門は

一般の常識とは逆に絶対に必要なエネルギーポイントだったのです。

葦嶽山に話しを戻します。

葦嶽山は帝釈峡という広大な水晶の鉱脈の上にあります。

独特の強力な磁場をもっています。

一方この土地は最初から日本の鬼門ではありませんでした。

艮(うしとら)の金神はいまだ眠れる龍神でした。

なぜならスサノオ以前にはまだ日本は統一されてはいませんでした。

しかしスサノオは日本の地形は知っていました。

彼の先祖は日本の地形をよく理解していたのだと思います。

そこに龍神が眠っていることを・・・。

日本の全地域が統一されて一つになった時には中心はもっと東に

あり、葦嶽山が未申(ひつじさる)の鬼門として完成する時を

夢見ていたのだと思います。

一つ次元を超えたより大きな舞台を。

彼らはそのために執拗に東征を繰り返します。

そして日本が統一された暁にはこの葦嶽山を中心とした

広島が強力な鬼門になることを知っていたのだと思います。

スサノオ・ニギハヤヒ親子にとって東征は大和を統一した後の

悲願でした・・・この葦嶽山を鬼門とするために。

ちなみにこの悲願は徳川家康の時代になって初めて果たされます。

家康・・・と言うよりは明智光秀・・・もしかすると天海僧正その人は

この事を深く理解していたと思えるふしがあります。

いままではたんなる片田舎の江戸を日本の中心に据えたのは

あまりにも唐突な印象があるのです。

そのことはいずれまた・・・。

スサノオ・ニギハヤヒが夢に見た日本の中心とは

どこだったのでしょうか。

ぶれない中心として日本のくさびになる場所・・・

それは富士山を置いて他にはありません。

もうひとつの巨大な水晶の鉱脈・・・昇仙峡の

強力な磁場を麓にいだく富士は

おそらく彼らにとっては真の蓬莱山だったのではないでしょうか。

はたしてそれは見果てぬ夢だったのでしょうか。

続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(パパ~・・・このお話しホントにもうすぐ終わるの・・・なんだかまだ長そうだよあせる

ペタしてね

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