パリは燃えているか 3

みんな元気ですかドキドキ

昨日のパリのお話しの続き・・・グッド!

7月14日のパリ祭にちなんでパリの街の精霊のジュンとことを

みなさんにお話してています。

パリ祭はもう終わり。

だからこのお話しもきょうで終わり・・・

パリにはたくさんの精霊がやって来る。

たくさんの旅行者がその魅力にひかれてやってくるのと同じ・・・

僕もそんなひとり・・・

ジュンは僕に教えてくれた。

パリは芸術の街・・・芸術には命が宿る。魂が宿る。

その魂達は沢山のみんなに鑑賞されることをとても喜ぶ。

だから多くの精霊がパリを訪れるんだって。

ジュンはあの戦争の終わりに自分が犠牲になってパリの街を救った。

自分が殺されるかもしれないことはわかっていたんだ・・・

でもそれが自分の運命であり、役割だと思って受け入れたんだ。

その時に沢山の芸術作品や公園の彫刻や街の建造物などが彼女に心から感謝の祈りをささげ、賞賛し、そしてジュンの事をとても誇りに思った。

もちろんパリの街の公園の自然やそこに住む生き物たちも・・・

パリにはアンプールサン(1%)と言う法律がある。

これは大きな建造物や公園を作るときには必ずその建築予算の1%をその建造物のための芸術作品に使うという法律なんだ。

この法律は多くの芸術家を救った。

パリに住む外国人の芸術家もこれにより大きな恩恵を受けている。

だからパリには多くの芸術家が集まる。

そして多くの作品が街には残されている。

建物や公園に彫刻とか多いのはそのためなんだ。

セーヌにかかる橋の見えない裏側にも彫刻が施してあるくらい・・・

そしてその一つ一つの作品に意識がある・・・

その意識たちの大きな感謝と賞賛とに押されてジュヌビエーブはパリを守る天使になった・・・

いまジュンはパリの街に来る精霊や魂のために芸術の心を伝える役割を果たしている。

世界中にその精霊たちがメッセージを運んで帰ってくれることを望みつつ・・・

ジュンは僕がパリの中のいろんな美術館を散歩している時にじっとそんな僕を見ていた。

そしてきっかけを見つけて話しかけて来たんだ。

「アートに興味があるのね・・・」が彼女が最初に僕に話しかけた言葉だった・・・

彼女は生きているときと同じように、いや・・・それ以上にきれいだった・・・

精霊は本当にきれいなんだよ。

みんなに見せてあげたいくらいだよ。

だって彼女は芸術を守る精霊・・・だからどんな作品よりきれいなのは当たり前かもしれないけどね。

ぼくは胸がつまって最初どぎまぎした。

ファルコンでもそうなる時があるのを自分でも初めて知ってびっくり。

でもそれから僕はジュンとすぐに沢山お話をするようになった。

ある日僕はジュンとパリのとある公園のベンチで二人で坐っていろんなお話をしていたラブラブ

ファルコンになった僕はジュンの横で彼女と同じ大きさになってる。

このひと時は僕にとっては宝物・・・

僕たちは歴史の話をしていた。

その日ジュンは僕を古い教会に連れて行ってくれた。

そこはパリから少し離れたシャルトルの大聖堂。

12世紀頃に建てられたとされるこの大聖堂はヨーロッパの歴史そのものなのと彼女は言った。

パリのシテ島にあるノートルダム大聖堂より古い。

二人は大聖堂の中にはいった。

内部は祭壇に向かって建物が十字のような形をしている。

中にはいるとものすごく広いんだ。長い時の中で刻まれた人々の祈りの空気に満ちている。

僕には重い空気のような気がした。

見上げるとはるか上の方には古そうなステンドグラスを通して重厚だけどきれいな光がさしていた。

ステンドグラスの中の聖人と一緒に描かれた魚がとても不思議に見えた。

(なぜ魚の絵があるの?って思った)

彼女はそれが戦いの歴史の象徴だって事だけ教えてくれた。

彼女はさらに僕を大聖堂の地下深く連れて行った。

そこは建物が出来てからおそらく何百年も誰も入った事のない場所だった。

これからも誰もはいることのない場所。

僕たちみたいな精霊だけしか・・・

そこにはもうひとつ教会があった。

と言うよりも確かに祈りのための場所だということだけはわかった。

でもキリスト教の教会ではない。

ジュンはこれが歴史なのと言った。

僕にはその意味がわかった。

ここには教会が建つはるか以前から違う文明があったんだ。

ある時代にはドルイドと呼ばれた人たち

またそれ以前にはケルトと呼ばれた人たち。

それらの文明は大地のエネルギーの強いところに祈りの場所を作った。

彼らはひとりの神ではなく大自然の精霊をあがめた。

そしてその文明とキリスト教徒の間で激しい戦いがあった。

教会はそんな場所の上に建てられた。

このシャルトルだけではなくヨーロッパ中で同じことが行われたことを。

時代が下りそれは魔女狩りに姿を変えた。

それがうお座の時代。

でも今うお座の時代は終わりを告げた。

今までと違って世界中の精霊たちが交流を深めている。

世界中の精霊が一つになりつつある。

その動きはやがて人間の世界にももたらされる。

それは地球の平和への道のり・・・

イッピーの独り言

(そして今日も飛び立つ構えの僕・・・ビューンロケット

待っててねジューン恋の矢

ペタしてね

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