みんな元気ですか
前回の続き・・・
聖なるアークはソロモン以後その存在が完全に消されてしまいました。
前出の「神の刻印」によりますと、世界中でただ一か所
エチオピアの聖なる高地の町アクスムの礼拝堂
が自分こそがこのアークを保管していると主張しています。
しかし我々日本人はその気配を季節の折に触れいつも目にします。
しかも日本中の数万社の神社でそれを見ることが出来ます。
それとはもちろん「お神輿(おみこし)」の事です。
これほど完璧に聖なるア―クの原型をとどめているものが
世界を見わたしてもほかにあるでしょうか・・・。
大きさ、木と言う材質、金色に輝く塗りもの、てっぺんにそびえ
あたりを睥睨(へいげい・・・にらみつける事)する鳳凰、
二本の担ぎ棒などアークを想像させその特徴に符合する物が
他にあるでしょうか。
おみこしはけっして静かに運ぶと言った風情ではありません。
それを担ぐ時の荒々しい様子は常にあぶないものが通るので
道を開けなさいとまるで要求し命令しているようです。
実際に祭りによっては時々死者も出ます。
それが日本の神事の特徴でもあるんです。
本物のアークをその昔運ぶ時にそうだったように・・・。
ギリシャの古い二つの教会がお互いにロケット花火を
飛ばしあうお祭りもこのアークの火花を連想させますが・・・。
お神輿は神社や仏閣を造る特別なたくみの技をもつ
宮大工によって慎重に時間をかけて造られます。
ここがお神輿の最大の特徴なんです。
理由は神様の社だからです。これが両者の最大の符合点です。
アークもお神輿も神につながる聖なる社(やしろ)と言う意味を持ちます。
ここまで一致点が重なればこれはもう偶然だと言うのは
あまりにもナイーブだと思われます。そうなんです・・・
お神輿とそれにまつわる行事は「聖なるアーク」を
模したものであることは疑う余地がないように思えます。
なぜそのアークの原型のようなお神輿がこれほど
日本にたくさんあるのでしょうか。
その意味を探る事がア―クに近づく近道のような
気がします・・・。
続きはまたね・・・
(前世の記憶をたぐり寄せる目のボク・・・そうだ・・・あれだ・・・ってなんすか)