みんな元気ですか
前回の続き・・・
記録に残っているモーゼの事に触れてみたいと思います。
再びウィキぺディアによるとモーゼについて以下のようにあります。
(ミケランジェロ作モーゼ像)
『出エジプト記』によれば、モーぜはエジプトのヘブライ人(ユダヤ人)
の家族に生まれました。すべてのヘブライ人の新生児を殺害することを
決めたファラオ(セティ1世)の命令を逃れるためにナイル川に流され、
王女べシアに拾われて王族として育てられました。
同胞を虐待したエジプト人を殺害したため追われ砂漠に
隠れていましたが、神の命令によって奴隷状態のヘブライ人をエジプトから
連れ出す使命を受けます。このためエジプトに戻り当時のファラオ、
ラムセスと交渉してエジプトから多くの民を率いて脱出しました。
モーゼは40年にわたって荒野をさまよいますが、
約束の土地を目前にして120才で世を去ります。
(クリック拡大)
(映画十戒より チャールトン・ヘストン演じるモーゼ)
以上が出エジプト記のストーリーです。モーゼはこの時非常に多くの
ヘブライ人を連れています。成人男性の数だけでも60万人です。
その他に彼らの妻や子供まで加えるととんでもない数です。
軽く100万人以上にはなるでしょう。今の日本で言えば政令指定都市
以上の規模です。おそらく福岡市の人口と同じくらいの規模です。
しかもエジプトのファラオが自から率いる軍隊に追われています。
しかし神の力を得てエジプト軍との戦闘に勝利し、食料問題を解決し、
海を歩いて渡る等の奇跡を起こし無事にヘブライの民を連れて
エジプトからの脱出に成功します。
この物語は日本の古代の古事記・日本書紀を想い起こします。
時代は記紀よりも1700年くらい前です。あり得ない奇跡が次々におきます。
その奇跡の真偽を追求する事は聖書が本当か嘘かということに触れる
わけですが今回の目的に照らしてもあまり意味がありません。
ただこの聖書にはいくつもの矛盾点や疑問点ががちりばめられています。
この矛盾や疑問こそが真実を探るための大きな手掛かりになる
気がするのです。次回はそのことに触れたいと思います。
続きはまたね・・・
(矛盾を・・・見逃さない目のボク・・・ジー)