契約のひつぎ 7 王室のモーゼ

みんな元気ですかドキドキ

前回の続き・・・グッド!

モーゼの「出エジプト記」の疑問に触れたいと思います。

彼は一緒に育った王子ラムセスに出自の秘密を知られます。

それまではエジプト人の王族として育てられます。

しかしラムセスがモーゼをユダヤ人だと知ると追放されます。

その原因となったのがユダヤ人の奴隷がひどい目に会っている

所を目撃して助けたからです。その時モーゼはそのエジプト人を

殺してしまいます。つまり彼は追われる罪人になります。

ここからが疑問点の始まりです。

罪人ですからエジプトの王宮に戻ればすぐにつかまります。

しかし彼は自分を追放したラムセスに会いにいって全てのユダヤ人を

解放するように交渉します。捉えられるはずの罪人(の立場)にそんな事が

出来るのでしょうか?ここが第一の疑問です。

次に彼は神の力を借りてエジプトの子供に次々と不幸をおこします。

ファラオであるラムセスの子供も死んでしまいます。

そしてユダヤ人を連れてエジプトを出る事を承諾させます。

ファラオは一旦はユダヤの民がエジプトを出る事を認めます。

しかし「気を変えて」モーゼを打つべく追いかけて来ます。

ここが第2の疑問且つ最大の矛盾点です。

エジプトを出る時にモーゼの神が見せた奇跡はもちろん

ファラオにとってはことごとく今まで見た事もない厄災でした。

エジプト中の子供が死んだり、王宮の飲み水がすべて血の色

に染まったりその血の色の水の中でヘビが泳いでいたりしました。

10の厄災を見せたといいます。

すべてが世にも恐ろしい出来事なんです。

抵抗する気力もうせてモーゼの言うとおりにしたんです。

その恐怖がまだ消えないうちに追手をかけたのです。

しかもファラオが自ら指揮する軍勢を率いて。

その行動は非常に不可解なんです。

ファラオはこの時モーゼだけを狙っているふしがあります。

他のユダヤの民は一人として討伐の対象にはなっていないんです。

・・・なぜでしょうか。

これはファラオにはモーゼに対し自分に理があると思ったと解釈できる

何かがあったと思えるのです。つまりモーゼは何か約束を

破ったとしか思えないんです。 あるいは要求した以上の理不尽な

事をしてエジプトを去ったからではないでしょうか。

答えはただ一つ・・・

ファラオが命にかえてまでも守りたかった物を

モーゼは持ち去ったとしか思えないんです。

それはエジプト王朝の存亡にもかかわる重要なものなのです。

だからこそファラオはそれを取り返すために死を覚悟してまでも、

神の呪いも顧みずに自から軍勢を率いて追手を掛けたんです。

いったいそれは何だったのでしょうか。その答えはモ―ゼと

ユダヤの民のその後の行動にはっきりと表れているんです。

もしそうだとすると・・・これこそが塗り替えられた歴史なんです。

どこにも書かれる事がなかった歴史の真実かもしれないのです。

続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(時は必ず真実を見せてくれるのさ・・・深い目をするボク・・・って、ホントは寝てんじゃないのあせる

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