前回の続き・・・
また少し話しがそれます。
古代の日本では異常なほどに数学が発達していたことを
ご存じでしょうか・・・。
分野によっては現代の最先端のものよりも進んでいました。
十年ほど前だったと思いますが・・・まだ久米宏さんがキャスターを
勤めていたニュースステーションで10桁の魔法陣が紹介されていました。
魔法陣とは縦、横、ななめから足しても答えが同じ数字になる桝目の
数字の配列を言います。最近ではダビンチ・コードで日本でも有名に
なったダン・ブラウンの映画「ロスト・シンボル」の中にも出て来ました。
フリーメイソンの秘密を比較的好意的に扱ったストーリーでした。
ここでもヘブライとのつながりを感じますが
フリーメイソンが扱う数学的暗号の一つが魔法陣です。
映画の中に暗号として出て来たのは3ケタの魔法陣でした。
魔法陣自体はそれほど不思議でもないのですがそれが10桁にもなると
それこそ現代のスーパーコンピューターで計算しても答えが出るまでに
かなりの時間がかかるそうです。
この事と日本の古代とどうつながるのか・・・
実はニュースステーションで紹介されていたのは驚く事に
あの平安時代に編纂された「万葉集」に付けられた附番が
順番に並べると10桁の魔法陣になるのです。四角い碁盤状の
ます目に順番に渦巻状に万葉の詩の附番を当てはめると
その数字の配列は縦から足しても横から足しても斜めから足しても
答えが同じ数字になるのです。ちなみに万葉集に出て来る詩の附番は
順番に1から並べられてはいません。一見ばらばらに見えるような
附番の配列になっているのです。しかももうひとつこれには仕掛けが
あるのです。編者の柿本人麻呂と山部赤人の詩の附番を入れ替えても
同じ結果になるように配列されていると言う事だったような記憶があります。
まだまだ当時の数学の驚くべき水準を示唆する事があります。
「太陽の道」と言う言葉をご存じでしょうか・・・
奈良の北緯34度32分にはあの箸墓古墳をはじめとして東には
伊勢斎宮跡をはじめとして室生寺、長谷寺、檜原神社、大坂山、
大鳥神社、さらには淡路島の遺跡や古社にまで一直線に東西に
伸びるのです。この檜原神社は元伊勢とも呼ばれています。
そのアマテラスのつながりから「太陽の道」と呼ばれているのです。
もうひとつ・・・
奈良から京都まで天武・持統陵、天地天皇陵が一直線に南北に並ぶ
「聖なるライン」と呼ばれるものが存在します。
極めつけは益田岩船を起点として大和三山(耳成山、畝傍山、天香具山)
を結ぶと正確に二等辺三角形になります。その中心線の延長は
あの箸墓古墳なのです。
参照(日経新聞)→古代天皇陵・不思議な幾何学
さらに古代の古墳は多くが正確に扇形に配列されているという説も
あります。
幾何学は高等数学です。
そして・・・古代エジプトのピラミッドを作る幾何学も高等数学でした。
もうひとつ・・・スサノオ・ニギハヤヒが得意とした治水灌漑も土木技術で
あり高等数学でした。さらには彼らが得意とした外洋航海も高等数学です。
古代ヘブライより伝わった呪術もヘキサグラムやペンタグラムを
駆使した高等数学がベースにありました。
これは何を意味するのでしょうか・・・。
続きはまたね・・・
(いよいよ核心に迫ってきたね~)