ケンタとクッキー 2 天使は友達

みんな元気ですかラブラブ

きのうの続き・・・グッド!

ある日クッキーは天使ケンタウリに

あの時・・・トラックに引かれそうになった時

どうして私を助けてくれたの・・・って聞いてみた。

天使はゆっくりと説明を始めた・・・

ある日公園にまだ小さいクッキーが一人で遊びに言った時

知らないおばあさんが椅子に座って下を向いて悲しそうにしていた。

それを見てクッキーはそのおばあさんがかわいそうになった

そばにいって「どうしたの?」って聞いた。

するとおばさんはそれまでこらえていた涙を流しながら

クッキーに「私はね・・・胸が痛むんだよ・・・」といった。

クッキーはその意味が分からなくてまたどうしてって聞いた。

するとおばあさんは「私の孫がね

ちょうどあんたと同じくらいの孫がね

交通事故で死んじゃったんだ」って言ったんだ。

そしておばあさんは

「私はね・・・その子が大好きだったんだよ。

目に入れても痛くないくらい可愛がっていたんだよ」

って言いながら小さな声を出して泣き始めたんだ。

するとちっちゃいクッキーは

「おばあちゃん・・・ちょっと待っててね」って言って

自分の持ってた小さな肩かけのバッグの中の何かを探し始めた

そのバッグはお誕生日におじいちゃんに買ってもらったんだ。

ピンク色でクッキーの大好きなミッキーとミニーの絵がついてるバッグ。

しばらくバッグの中を探すと

「あった」・・・っていいながらそのおばあさんに

子供の擦り傷用のばんそうこうを取り出した。

それはお母さんが入れておいてくれたもの

ころんですりむいたりして痛い時に貼るんだよ

お友達で・・・もしころんだり

怪我をした子がいたら貼ってあげるんだよ・・・って言って。

クッキーはそれを取り出すと誇らしげにこう言ったんだ

「これおばあちゃんの胸の痛いところに貼る・・・痛いのなおるよ」って。

おばあちゃんはクッキーに何度も何度も

「ありがとう・・・ありがとう

そうだね・・・きっと痛いのなおるよ」って言ったんだ。

そのおばあちゃんは孫を亡くした心の痛みで

それからしばらくして亡くなった。

そのおばあちゃんはとっても心の優しい人だった。

だから僕はおばあちゃんがなくなった時に魂の

ガイドをするために会いに行った。

そのおばあちゃんに僕は頼まれていたんだ

「もしもクッキーちゃんに何かがあったら

助けてあげてね」・・・って。

この続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(クッキーは本当に優しい子なんだよ・・・ふ~ラブラブ

ペタしてね

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です