みんな元気ですか
前回の続き・・・
以前「契約のひつぎ」というタイトルでお話を書きました。
参照→契約のひつぎ 1~
全部で48回にもなった長いシリーズでした。
お話が古代エジプトから日本の黎明を切り開いた天王スサノオ
そして息子の大王二ギハヤヒの時代まで続いたからです。
このシリーズの中でも書きましたがモーゼの「契約の櫃」は
古代日本の歴史にも繋がっています。そしてある意味現代の
日本にも影を落としている可能性が大いにあります。
藤原氏による古事記・日本書紀の完成とともにスサノオ・二ギハヤヒ
が求めた大自然と共に生きる「祀りごと」の時代が封印されて
物質文明が主流になりました。それが今でも続いているからです。
その「契約の櫃」をすこし追いかけてみます。
シリーズ1回に聖櫃の説明としてこんな事を書きました。
旧約聖書に出て来るモーゼは紀元前13世紀ころの人です。
彼はユダヤ教(キリスト教旧教)でもイスラム教でも
重要な預言者としてあがめられています。
ちなみにイスラム教での彼の名前は「ム―サー」と言います。
モーゼが重要な預言者になった理由は
ユダヤの民を引き連れてエジプトを出て約束の地「カナン」に
むけて旅を始めた時にエホバの神と会話が出来たこと。
そしてそのエホバの神との契約を取り交わし
その内容が記された十戒が書いてある2枚の石板を
もらった事によります。
そしてさらにモーゼの立場を強力にしたのが
神に命令されて造った十戒の石板を入れる箱を作った事です。
と言うのはその木造りの箱は今までに誰も見たことが
ないような強力な武器になったからです。
(クリック拡大)
(フランスのサント・マリー大聖堂にある「契約の櫃」のレリーフ)
ウィキぺディアによりますとこの箱について以下のようにあります。
QUOTE:
「神の指示を受けたモーセが選んだベツァルエルが、
神の指示どおりの材料、サイズ、デザインで箱を作成し、
エジプト脱出から1年後にはすでに完成していた。
アカシアの木で作られた箱は長さ130cm、幅と高さがそれぞれ80cm、
装飾が施され地面に直接触れないよう、箱の下部四隅に
脚が付けられている。持ち運びの際、箱に手を触れないよう
二本の棒が取り付けられ、これら全てが純金で覆われている。
そして箱の上部には、金の打物造りによる
智天使(cherubim ケルブ)二体が乗せられた。」
UNQUOTE:
この箱を持つ者は比類なき神の力をあやつり
ケルブはケルビム光線と呼ばれる光を放ち
敵を焼きつくしたと記録にあります。
この光線はまるで今で言う殺人レーザー兵器のようです。
この箱を無防備に直接触った者は皮膚が焼けただれたそうです。
これは放射能の被曝の症状と似ています。
この箱は古代イスラエルのソロモン王まではたしかに
あったのですがその後行くえがようとしてしれません。
それどころか以後の記録さえまったく残っていないのです。
そこで「失われた聖櫃(The Lost Ark)」と呼ばれ
人々の憶測を呼んでいました。
そのありかについてはたくさんの説がありますが
一説には日本の四国の剣山に隠されているという説
もあります。
聖書の記述でもこの聖櫃は神が与えた単に十戒をおさめる
ための箱ではなくまるで強力な武器なんです。
しかもモーゼはこれを自分達で作りなさいと命令されています。
そのため作成に必要な詳細な設計図と使用する際の注意書きまで
「神」から授けられました。。今の時代であればその書類が
取扱説明書だということは簡単にイメージできますが・・・
まるで電子レンジみたいな家電製品のようです。
内側ではなく外側に向かって強力な電子光線が飛びでるような・・・。
そのすべて・・・作成と取り扱い説明書を与えたのは「エホバの神」でした。
別名「ヤーウエ」といいます。本当に神様でしょうか。
すごくあやしいんです・・・。
続きはまたね・・・
(電子レンジみたいな契約の櫃にさわったボク・・・ぎゃあ~)