みんな元気ですか
古代エジプトと日本をつなぐ不思議な牛のおはなし・・・
友達の風さんが教えてくれました。
エジプトのファラオの最大の秘儀は「予知」に関する能力を
身につける事でした。彼らは王家の安定と民の統治に必要な
あらゆる事態に備え起こりうる状況を自分で予知するために
多くの努力をはらいました。そして自分だけの霊力で足りない
場合のために備えて霊力のある神官を分野毎にわけて側に置きました。
神官の地位は栄誉あるものではありますが、霊力の維持のため
と言う表向きの理由で王宮内や、あるいは特殊なケースでは与えられた
部屋から一生出られない等かなりの拘束をされるケースがありました。
この事の本当の理由は予知や占いの内容の秘密保持にあったようです。
王家の秘密は絶対に外に漏れてはならなかったのです。
エジプトの民や敵に情報が漏れると王家が危険にさらされる可能性が
あるからです。力による支配は予期せぬ危険と隣り合わせなのです。
常に緊張状態を強いられたのだと思います。ファラオにとって心が休まる
時はあまりなかったようです。時には身内の裏切りに対しても備えが
必要だったのです。
さて、霊力は見えない世界に常に守られている必要があります。
歴代ファラオは知っていました。
霊力は人間の能力がもたらすものではなく、つまり自分たちに
備わった能力ではなく見えない世界のお使いをする事に
よって守られて行くものであることを・・・。
彼らはこの点では間違いを犯しませんでした。
自分こそが比類なき霊力を持つと公言したファラオはいないんです。
どの時代もファラオは神のみ使いとして生きたのです。
日本の天皇家と共通しています・・・
王族が最も大切にしたのが特別な星とのつながりでした。
とりわけアルクトゥルスとシリウスのエネルギーを大切にしました。
アルクトゥウスは古代エジプトよりはるか以前の文明につながる
スフィンクスやピラミッドやオベリスクの建造の技術をもたらしました。
エジプトのファラオたちのはるか遠い祖先からのつながりがありました。
アルクトゥルスは牛かい座にあります。このため古代エジプトでは
牛を聖なる動物としてあがめました。
モーゼと行動を共にしたヘブライの民が黄金色の聖牛の
偶像を崇拝してモーゼの神エホバにひどく怒りをかう場面が
旧約聖書には出て来ます。
エホバの神は絶対唯一の神です。自分以外を拝み、信仰の対象と
することを許しませんでした。代わりに様々な守りと恩恵を与えました。
ところが時々ヘブライの民によってこれが破られるのでモーゼも
罰を与えられる場面があります。そしてこれこそがモーゼが道半ばで
人生を終えた最大の理由でもあるのです・・・。
この聖牛も彼らが育った古代エジプトの信仰の対象だったのです。
ちなみに古代エジプトでは聖牛の事を「コットイ」と発音します。
日本でも四国地方の一部(高知県など)では種牛の事を
方言で同じ発音の「コットイ」と呼びます・・・。
山口県には特牛と書いて「こっとい」というJRの駅があります。
これははたして偶然でしょうか。
だれもその名前の由来を知らないそうです・・・。
続きはいつかまたね・・・
(ボクもエジプトで神様のお使いしてたよ・・・ってマジすか)