メディスンホイール 2 トーラス

みんな元気ですかラブラブ

きのうの続き・・・グッド!

ある日僕が眠っていると夢の中でラヒーリオが僕の名前を呼んだんだ。

彼の方から僕を訪ねてくるのはそんなに珍しいことではなくなってきた。

「どうしたの!?」って答えると

「君に見せたいものがあるかからついておいでグッド!」って彼は言った。

僕はラヒーリオの雰囲気から・・・何か普通じゃないことが待っている

ような気がした。だからすぐに後をついて行った。

行った先はもちろん彼の舞台のセドナチョキ

僕たち二人は一瞬で世界の果てまで飛んで行ける。

だって僕はファルコン・・・それにラヒーリオはセドナの森の妖精

最初に彼が見せてくれたのは・・・メディスンホイール。

ネイティブアメリカンのメディスンマンだけが許された秘伝の祈りの儀式

特別なパワーを持つ大地のエネルギーを呼び覚ます祈りの儀式。

ラヒーリオは呼吸を整えると近くの石を集める。

と言っても普通の石ではない。

セドナの赤い石には水晶の結晶が含まれている。

それを規則正しく並べる・・・。

円形の形を整えるとさらにその内側に正確な東西南北の配列の

規則に沿って十字の形に石を並べる。そして真ん中の中心には

あらかじめ用意してきた特別なパワーストーン。

その石はネイティブアメリカンが神聖な色とあがめるターコイズ色。

彼がその半分くらいの作業をおえた時に僕はすでにその形が持つ

エネルギーを感じ始めた。真ん中に置かれた石が不思議な光を

放ち始める・・・。その場所だけが特別な磁場をおびてきた。

おそらくこの時に磁石を近づけたら針がくるくると回るくらいに狂ってしまう。

この形が磁力を持つもう一つの理由も僕には分かった・・・ような気がした。

それは石の一つ一つが持つ地軸に対する磁力の平衡性を彼は読んでいる

んだ。石には微弱な磁力がある。数十億年前にその石が出来た時

その石の磁力は地球の磁場の方向に規則正しく沿っていた。

ラヒーリオはそれさえも読みながら規則正しく石を配置して行く

精霊だけが知ることのできるその緻密さに僕は感動を覚えた。

ボクはその作業の意味が突然もうひとつ別の角度からわかった。

メディスン・ホイールは地球のエネルギーの流れに沿った

「トーラス」に同調している。同じ振動数を持つように並べられている。

ラヒーリオは地球のエネルギーのホログラフィックな形を作ろうとしている。

ホイールの円の中の交差する直線はベクトル平衡体を表している。

つまり地球に起きることはこのメディスン・ホイールにも起きるんだ。

逆にメディスン・ホイールに起きることが地球に起きる・・・。

ボクはその意味に気がつくと全身が言いようのない緊張に包まれた・・・。

彼はその作業をまるで機械の正確さで進めて行く。

これがメディスンマンの家系に伝わる伝承の秘密。

普通の人間が到達するのには気の遠くなるような厳しい修行の時間が

費やされる。それにラヒーリオはこのメディスンホイールを作る場所を

偶然選んだんじゃないってことも分かった・・・。

おそらく強烈なパワーのレイライン(龍脈)の流れを正確に彼は読んでいる。

だからこの場所を彼は選んでいたんだ。

僕も精霊・・・そのくらいのことは感じることが出来る・・・。

石の磁場とレイラインの龍脈が合わさった時に何が起きるか・・・。

それは僕の想像を超えていた・・・。

(とても珍しい本物のメディスンホイールの実写。)

イッピーの独り言

驚いた事に・・・彼はもうひとつ別のメディスンホイールを作り始めた。

なんと二つのメディスンホイールを作るなんて聞いたことがない。

僕はその時彼の表情に何かとてつもない決意を感じた。

今から何が始まるんだろう・・・。

僕は緊張感につつまれる。

あたりの空気もいつもと違う気配につつまれてビリビリと震え始めている。

彼は最初の物と全く違うエネルギーを持つ二つ目のメディスンホイールを

慎重に作った。今度は真ん中が十字ではなく渦巻き状になっている。

その渦巻きが宇宙のエネルギーを集めるかたちになっていることを感じた。

(これも珍しい渦巻きメディスンホイールの実写)

イッピーの独り言

その渦巻きの中に何か凄い力が宿って周りの目に見えないパワーを

吸い込み始めた。

そのホイールからまっすぐに上に向かって光の柱が立ったように感じた・・・。

続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(あの後・・・凄いものをみたんだよ・・・転げ落ちそうになってるボク・・・びっくりした~!!

ペタしてね

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です