みんな元気ですか![]()
湖の精オンディーヌのお話し・・・![]()
それはこんなあらすじでした・・・
嵐の夜、騎士ハンスは森の中の漁師小屋で美しい娘に出会います。
オンディーヌというその娘は、老漁師オーギュストと妻ユージェニー
の養い子で、水の精でした。オンディーヌとハンスは、宿命の糸に
結ばれたように強く愛し合います。しかしハンスを疑い、オンディーヌを
引きとめようとする水界の王に、オンディーヌはある約束を
させられます。ハンスが裏切れば彼の命は尽き、オンディーヌの
記憶は永遠に失われてしまうという契約でした。二人は城に戻り、
楽しい生活を始めます。だが、自然そのままのオンディーヌとかつての
婚約者ベルタを比較してしまったハンスは、べルタの策略に乗せられ
再び心惹かれます。オンディーヌはベルタの邪心を明らかにしようと
しますが、ハンスはそんなオンディーヌの心を知らずかえって
反発します。そんなオンディーヌを王と王妃は取り成します。
水界の王との契約を心配するオンディーヌは、自分の理解者である
ベルトラムと通じて、ハンスより先に不貞を犯したように見せかけ
姿を消します。
ハンスとベルタの結婚式の日、オンディーヌは捕らえられ、
ハンスの前で裁判が開かれることとなります。
その場でもオンディーヌはあくまで自分がハンスを裏切ったと
言い張りますが、そこへ水界の王が現れて彼女の作りごとが
暴かれハンスも妻がほんとうは潔白であり、今も変わらず
自分を愛していることを信じないわけにはいかなくなります。
オンディーヌの演技も水界の王を欺くことはできないのです。
こうしてかつての妻の真実と愛と苦悩の全てを悟ったハンスは
狂気にとらわれ、新たな婚礼のことなど忘れ果てて城の中を
さまよった末、再びオンディーヌの前に現れます。
このとき二人の心は一瞬出会いの頃の強い結びつきを
取り戻すのですが・・・
オンディ~ヌ !・・・というあの「契約」を思い出させる呼び声が
水界から三度響き渡ったとき、ハンスの命は消え、
オンディーヌの心の中の人間界における記憶も、水界の王の力で
一切がかき消されてしまいます。
そして彼女は何事もなかったかのように姉妹と共に水界へと
帰っていくのです・・・
あらすじはここまでです。
しかし・・・
このお話には深い裏があります。
続きはまたね・・・![]()
(もしやあなたは・・・水界の王様・・・です?)

