すずめさんの恩返し

みんな元気ですかドキドキ

きのうは千葉に一人で暮らしてるおばあちゃんの誕生日・・・グッド!

ボクにはママのお母さん、つまりおばあちゃんがいる。

きのうの8月23日で84歳になりました。

いつも僕のおうちに来た時はたくさんおもちゃとかお土産とかくれる。

すごく優しいし僕はおばあちゃん大好きラブラブ

イッピーの独り言

(2つともおばあちゃんからもらったおもちゃロケットでも遊びすぎてちょっとボロボロラブラブ!

そのおばあちゃんのお話ですさくらんぼ

(毎年一回の編集再掲載です・・・)

おばあちゃんは今千葉市に独りで暮らしています。

何年か前のある日、羽を傷つけたスズメさんがおばあちゃんの

おうちの庭に迷い込んで来ました。

それをみておばあちゃんはとてもかわいそうに思ったんだ。

だって・・・満足に飛べないスズメさんは猫とかに食べられちゃう

かも知れないから。だからおばあちゃんは庭でそのスズメさんに

餌をやって様子を見たんです。

しばらくしたらそのスズメさんが塀を越えていなくなりました。

姿が見えなくなってから大分たつし、あのスズメさんは大丈夫かなって

ずっと心配していました。。それからずっと姿も見ないし

きっと飛べないからどこかで亡くなったのかな~って思ってたんだって。

猫にだけは食べられなければいいなって祈りながら。

ところがところが・・・

次の年の春にそのスズメさんがなんとちっちゃな子供のスズメを

2羽連れて姿を見せにお庭に飛んで来たんだ。

子どもたちはすごくかわいかった。

まだ小さい2羽はお母さんの後について

よちよちだけど一生懸命に飛んだり跳ねたり。

お母さんスズメはと見ると

まだ羽が少し傷ついていてあの時のスズメだととはっきりわかったんです。

そこであばあちゃんはまた餌とお水を毎日上げるようにしたんだよ。

それからその親子づれが毎日庭に飛んできておばあちゃんと

とっても仲良しになったんだって。

しばらくたったある夏の日庭にきれいな百合の花が一輪咲きました。

茎はおばあちゃんの背丈くらいになったんです。

次の夏には別のことろにもユリが大きくそだって一つの茎から5~6輪の

大きな花を咲かせたの。

その花が満開になった時がおばあちゃんの誕生日だった。 

つまり今年で言うときのうの事なんです。

イッピーの独り言

(おばあちゃんが昨日送って来た今年のユリの花の写メ)

それにそのころを境にして・・・

庭で「万両」の木が大きくなり始めて秋から冬にたくさん赤い実を

つけたんです。植木屋さんにこれは大きくなりすぎるから少し上を

剪定した方がいいですよって言われるくらいに大きく育ったんです。

おばあちゃんはこのユリと万両は二つともあのスズメさんたちの

贈り物だって確信したんです。

だって自分で植えもしないのに

庭にこんなにきれいに花が咲いたり

木の実がなるなんて本当に不思議なことです。

ちょうど時期があのスズメさんと仲良くなったあとだしね。

小鳥さんは糞で植物の種を運んでくることがよくあるらしいし。

おばあちゃんはいまでも仏様にお供えするご飯を

毎日スズメさんにあげてるんだって。

ボクはおもうんだ・・・

もしかしたらおばあちゃん

それは違うかもしれないよ・・・。

スズメさんたちの贈り物じゃないかもしれないよ。

おじいちゃんが亡くなってから・・・もう10年くらい。

その間おばあちゃんは毎日さびしく一人で暮らて来た。

だからきっとおじいちゃんがお友達を作ってくれたんだってね。

だって・・・

おばあちゃんの誕生日に

ちょうどその日に・・・

大きなユリの花をプレゼントするのはおじいちゃんしかいないよ。

きっとおじいちゃんがスズメさんにたのんだんだよ。

おばあちゃんが毎日お仏壇にお供え物を今でもきちんとしてくれてるから

おじいちゃんがそれをスズメさんに分けてあげるようにしたんだよ。

だからスズメさんたちは

おじいちゃんの願いを聞いてあげたんだよ・・・。

ちなみにそのおじいちゃんは

おばあちゃんとイッピーパパとママと3人でハワイに行ったときにも

おばあちゃんは一緒に連れて行きました。

その時のお話は→こちら

イッピーの独り言

(今年もこのおはなしにお付き合いしてくれて・・・ありがとうラブラブ

ペタしてね

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