みんな元気ですか
フリーメイソンとピラミッド・・・
フリーメイソンを理解するのには歴史をかなりさかのぼる
必要があります。フリーメイソンはもともとヨーロッパにあった石工同盟が
その前身と言われています。
下は彼らのシンボルマークです。
有名なコンパスと定規ですが真ん中のGの文字は神を表すと
いう説もあります。通常はグランド・ロッジと言う彼らの集会所
を指すようです。実はこの石工同盟はピラミッドの石との関連がある
とも言われています。彼らはピラミッドの建設技術やスフィンクスの
地下通路や同じく聖なる記録の保管庫に並々ならぬ関心を抱いていた
形跡があります。
フリーメイソンの前身は中世十字軍の時代までさかのぼります。
十字軍にはいくつかのグループがありました。
その中でもフランスとイギリスに拠点を置いたテンプル騎士団は
最強の軍事勢力でした。1100年代の前半からフランス王フィりップ4世に
よって滅ぼされるまで200年のあいだ組織を保っていました。
キリストの遺骨があるとされるエルサレムへの巡礼を守るという
理由で多くの財宝や土地の寄進を受け巨大な富を持っていたからです。
税制に困窮していたフィリップ4世の陰謀によってすべての財産を
没収されたのです。
(詳細は以前書いたシリーズをご参照ください。
下はテンプル騎士団の団旗です。
そのテンプル騎士団はフランスのパリに本部がありましたが
エジプトにも本拠地を置いていました。
フランスの本部は壊滅しましたがイギリスの一部とエジプトとに
あった本拠地は生き残ったのです。
エジプトに本拠地を置いた目的は普通に考えると少し謎です。
中世のキリスト教の巡礼はエルサレムに向かいます。
エジプトはその道からはどう見てもはずれているのです。
彼らには目的がありました。キリストの「聖なる遺骨」とさらに
「失われたアーク」を探す事が目的だったのです。
失われたアークについては当時エジプトから隣国のエチオピアに
運ばれていると信じられていたふしがありました。
ご興味があれば以下の本にエチオピア説が詳しく載っています。
著者はグレアム・ハンコックです。
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さてエジプトに本拠地を置いたテンプル騎士団がピラミッドと
スフィンクスの事に非常に興味を持って調べた事は疑う余地は
ありません。秘密とそれが持つ意味に近づく事になります。
その証拠にこの情報を手にしたフリーメイソンはあからさまに
ピラミッドとスフィンクスの秘密を手に入れる事を宣言しているのです。
続きはまたね・・・
(テンプル騎士団紋章・・・騎士であり修道僧の二つを意味する・・・)