多次元宇宙とピラミッド

みんな元気ですかドキドキ

現代の理論物理学とピラミッドのこと・・・グッド!

少しだけ物理学の世界ですが・・・

現在の科学の世界で最も注目されているのはこの宇宙が

多次元構造であるかどうかということです。

リサ・ランドール博士は現在この分野の理論物理学で最先端を

行く科学者です。昨年日本の大学でも講演を行いました。

この事もあって彼女は日本でもかなり注目されています。

ランドール博士はプリンストン大学、ハーバード大学、

マサチューセッツ工科大学などで終身在職権を持っています。

彼女が中心になって現在スイスで行なわれている

欧州原子核研究機構(略称CERN)での超微粒子の分裂実験では

この宇宙多次元説が実証されるのではないかと期待されています。

スピリチュアルの世界では宇宙の多次元構造はかなり以前から

言われていました。例えばパラレル・ワールドの事です。

彼女が初めにこの多次元宇宙論に注目したきっかけはごく身近な

現象でした。

それは重力に関する事です。

重力(つまり引力)は磁力に比べると極端に小さいのです。

例えば磁石でクリップをくっつけます。これは小さな磁石の磁力が

クリップに対して働いている事の証明になります。

しかし同時に地球全体の引力が小さな磁石の力に

負けている事の証明でもあるのです。

これを数字に直すと重力は磁力の百兆分の一のさらに

百兆分の一という事になるそうです。

つまりあまりにも不自然なのです。ちいさすぎるのです。

表面的には・・・。

ランドール博士はこの理由が、重力は実は常に他の次元に

逃げて行くという性質を持っているのではないかと疑いました。

そこで超微粒子の実験でこれを証明しようとしているのです。

ごく簡単にこれが証明できる理由を説明します。

超微粒子を半径数キロにも及ぶ円周パイプの中を高速で飛ばします。

それを同時に反対方向からも飛ばします。すると真ん中で微粒子

どうしが衝突します。その時にその二つの微粒子が砕けてさらに

小さな微粒子になります。実はその時に砕けた微粒子がいくつか

消える事が理論的にはわかっています。全体の質量が変化するからです。

問題はその消えた極微粒子がどこへ行ってしまうのか・・・と言う事です。

ランドール博士は消えた微粒子が他の次元に飛んで行ったのかも

しれないという仮説でこれを証明しようとしているのです。

つまり・・・この方法で証明が出来るのかどうかは、

実ははっきりとは分からないのです。そのことはランドール博士も

認めています。しかし現在のところ彼女の理論は多くの研究者に

支持されています。もしかするとこの実験で何か新しい事が

分かる事を期待したいと思います。

これが分かると何がどうなるの・・・という疑問に少しだけお答えします。

この結果に期待する理由が実はあのピラミッドと関係しているのです。

数百トンもある巨大な石をどうやって軽々と持ち上げて

ピラミッドを作ったのか・・・。古代文明の最大の謎の一つです。

重力に関する謎が解けるとピラミッドの建造の方法が分かるかも

知れないのです。

まさに今行われているスイスでの実験に期待したいと思います。

(クリック拡大)

イッピーの独り言

スイス CERNの微粒子衝突用パイプの内部写真)

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