みんな元気ですか
友達の風さんに聞いた話・・・
短いシリーズの編集再掲載です。
ちょっと前だけどアメリカのカリフォルニア大学の文化人類学者に
カルロス・カスタネダっていう若者がいました。
この人は文化人類学の中でもオカルトや超能力の研究をしていました。
ある日メキシコの「ヤキインディアン」と言う部族の事を知ります。
その部族の長老のメディスンマンに調査のインタビューに行きました。
その長老は常識では判断できないような不思議な能力を持っていました。
カスタネダはこの能力を研究する事にしました。
そこで長老に弟子入りを志願しました。
最初は研究するつもりだったけど後からは
その能力を身につける事が目的になってしまいました。
老人はカスタネダを特別に弟子として認めました。
というより老人はカスタネダが来ることをずっと前から知っていたんです。
そして弟子として自分が彼を受け入れることも分かっていた。
それに老人は・・・
電話もなにもないのにカスタネダが来る事をいつでも知っていました。
老人は一人暮らし・・・誰も彼の居場所を知りません。
でも必要な時にはいつでもこの長老には会う事が出来たんです。
誰かが自分を必要として会いたがっている事を知っていたから。
老人は10年以上にわたってカスタネダにいろんな事を教えました。
幻覚作用をもつ薬草の使い方
動物になって速く走る方法
鷹になって空を飛ぶ方法
木に変身する方法
邪悪な意思を持つ風から身を守る方法
遠くの丘の頂上まで瞬間移動する方法
複数の場所に自分が同時に存在する方法
冬の寒い外で火を使わずにあたたまる方法
ほかにも本当にたくさんの不思議な秘術。
意味はよく分からないけど例えば
壁や床の穴や模様になって人を取り込む方法・・・とかも。
風さんによるとこれらの秘術はメディスンマンだけじゃなくて
チベット密教の修行僧や
日本の山岳修験道でも全く同じ術を使えるらしい。
それに日本の真言密教でもこのような修行をすることが今でもあります。
それらに共通するのはみんな大自然と会話が出来ることが
前提になっています。
草や木や動物や石と話が出来るようになって
始めてこれらの秘術が使えるようになる・・・らしいのです。
だから最初の修行は自然と一体になることから始まります。
動物や樹木や鳥とお話が出来るようになると次に
本格的な修行が始まります。
それは自分の思いをコントロールして実現化すること。
そのためには自分の見る夢を自在に操る方法を修行するんです。
続きはまたね・・・
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