みんな元気ですか
未来世・・・
もう20年以上前のことです。
関口宏氏の司会で「ワンダー・ゾーン」というスピリチュアルな
テレビ番組がありました。当時はまだ心霊現象などに今よりも
拒否反応があった時代でした。1992年の4月に始まったのですが
オカルトだという批判もあり、1年で終わってしまいました。
エドガー・ケイシーを紹介したり、日本の古代史や環状列石を
調べたり、レムリア語をしゃべる奈良のお医者さんが出てきたり
してかなりのセンセーションでした。
中でも印象に残っている今でも忘れられないエピソードがあります。
退行催眠という当時ではまだ新しい療法を紹介したことが
ありました。レポーターの女性が催眠術を受けて自分の
さまざまな過去世を知ることになります。
しかし衝撃は過去世の退行催眠が一通り終わった後でした。
レポーターは催眠術の力で自分の未来に行くことが出来るのか
興味を持ちました。そこで自分が自分の未来世に会いたいと
いいます。こんなことを希望する人はいません。
ヒプノセラピストも一瞬躊躇します。しかし希望に同意します。
結果は驚くべき内容でした。
彼女は自分の地球での未来に行きます。
そこで見たものは・・・
地球はとても平和な星に変わっていました。
彼女は上空から自分の住んでいる場所の景色を眺めます。
都会はほとんどが緑の森におおわれています。
背の高い樹木が元気に育っています。
人が住んでいる家はほとんど見えません。
森におおわれているからです。
いくつか車も走っています。
その車は丸い球を半分に切り取ったようなものが走っています。
はっきりとはわかりませんがもしかすると低空を飛んで
いるのかもしれません。アスファルトの道が見えている
印象がないんです。
彼女はさらにそこからより遠い究極の未来に行きます。
そこでは自分がすでに体を持たない存在に変わっています。
ほかの同じような運命をだどったと思われる魂と一緒にいます。
みんなで手をつないで地球の上空を飛んでいます。
まるで地球を覆い尽くすようなたくさんの魂が輪になって
手をつないでいるのです。天使になっているようです。
天使のような大勢の楽しげな歌声が聞こえます。
それは自分たちみんなで歌っている歌声でした。
そのレポーターは軽い眠りの状態で催眠術にかかりながら
その情景を見たまま説明していました。
とてもきれいな笑顔です。
目にはうっすらと光るものが映っていました。
後篇に続きます・・・
(未来にワープするボク・・・よいしょのばびゅ~ん)