みんな元気ですか
泣き声のこと・・・
以前こんなことを書いたことがありました・・・
(2012年10月20日)のMail Online
に
よりますと、赤ちゃんの泣き声は人間の脳に生物学的に特殊な
反応を引き起こす事が分かったという記事がありました。
オックスフォード大学の研究者によると、赤ちゃんの泣き声は
人間の脳に100分の1秒で届き男女ともこれを無視できないという
「特殊な感情」を引き起こすことが分かったそうです。
これは子供を持っていない人にも共通して起きる反応だそうです。
このヒトの脳の反応は生物学的進化に照らしても意味を持つそうです。
ヒトは危険や苦しみを泣くことによって耐えて、あるいは回避して、
学習して、それが進化に結びついたのかもしれません。
イルカが群れのみんなに危険を伝えるときには
多くの場合に時間との戦いかもしれません。
そんな時に発する音波は泣声に近いものかもしれないと思うんです。
それが一番早く群れのみんなに届きしかも無視できないという
特殊な感情を引き起こすには一番合理的な方法かもしれないから。
泣き声自体はたとえ赤ちゃんではなくてもとてもパワフルです。
それを聞いたら居ても立ってもいられないような気持になります。
逆説的な言い方をすると生物は泣き声を発することができるから
進化をすることが出来たのかもしれないと言っているようです。
少し場面が違いますが・・・
過去に塗炭の苦しみを経験したからこそ成功があると言います。
人生で成功した人はみなとてつもない苦しみを経てそれを
糧にしてきたという意味です。
この漢文的表現の「塗炭の苦しみ」とはなんだか赤ちゃんの
絞り出すような泣き声を連想します。
ボクは思うんだ・・・
人は泣けるときはきっと必ず救いが待っている。
赤ちゃんの泣き声が必ず誰かに届くように・・・。
「神様は人が解決できない試練は与えない」って
きっとホントのことなんだよ。
でも・・・
苦しすぎて泣けない時もある。
そんな時はこのことを思い出すといいかもしれない。
泣けなくても無理して泣くといいんだ。
すると必ずそれは誰かに届くんだよ。
見えない誰かにね・・・
(悲しい時・・・友達のクマちゃんにすりすりするボク・・・)