陰陽師の謎 70 古代日本技術の深い謎

みんな元気ですかドキドキ

日本人の心の事・・・グッド!

一見脈絡のないように見える過去記事を引用します。

茶道は禅を共有する部分が大きい事が知られています。

その代表のような心が京都龍安寺(りょうあんじ)にあります。

龍安寺石庭の枯山水には15の石が配置されています。

これが枯山水正面の「方丈の間」の真ん中の一個所を除いては

どこから見ても石が14個しか見えないように設計されているそうです。

15は古来日本では完成を意味することがあります。

新月から数えて15夜が満月だからです。

一方「完成した時点から崩壊が始まる」という思想があります。

いわばタオでいうところの大陰陽の中の小陰陽です。

真冬の中に夏の始まりを見て真夏の中に冬を見るとする考えです。

日光東照宮の陽明門はこの理由で未完のままにしてであるそうです。

徳川幕府の崩壊を予見することを嫌ったのでしょうね・・・。

龍安寺枯山水の石は14個しか見えないように配置されています。

余談ですが・・・この14個の石の配列の設計は奈良時代にあった

百人一首がいまだに解明されていない10ケタ魔法陣を表している

想像を絶する高等数学を連想させます。

(10ケタ魔法陣とは正方形の升目に縦横10ケタを刻み、

百人一首の歌百首を順番に外側から並べていくと

歌の附番が縦横斜めのどこから

足しても結果が同じ数字になるという配列のことです。

現代のスーパーコンピューターで計算しても数日かかるそうです。)

一か所を除きどこから見ても14個しか見えないというのは

石の大小や様々な形を考えるとほとんど不可能なことを

数学的に解決しています。

龍安寺の茶室蔵六庵の露地(前庭のこと)には茶室に入る前に手を

清めるための手水を張っておく石がおいてあります。この石を蹲踞

(つくばい)といいます。手や口を清める時の姿勢・・・つくばうから

来ています。ちなみに相撲や剣道の試合前の姿勢も同じ漢字で

表しますが、こちらは蹲踞(そんきょ)といいます。

イッピーの独り言
大相撲の蹲踞(そんきょ)の姿勢

ウィキペディアによりますと・・・

ここの蹲踞には「吾唯知足」(われ、ただ足るを知る)の4字が

刻まれているが、その意味合いから石庭の石が

「一度に14個しか見ることができない」ことを「不満に思わず

満足する心を持ちなさい」という戒めでもあるといわれる。

また水を溜めておくための中央の四角い穴が

「吾唯知足」の4つの漢字の

「へん」や「つくり」の「口」として共有されているのが見どころであり、

そのため一見「五・隹・疋・矢」と読める。

水戸光圀の寄進と伝承されているが

一般拝観者が見ることのできるものは複製である。

・・・とあります。

(クリック拡大)
イッピーの独り言

真ん中の水をためる部分が「口」になっていて漢字のへんや

つくりを共有し吾唯知足(われただたるをしる)と読めます。

話は変わりますが・・・あの東北大地震の予知で有名になられた

照さんの記事にこんなことが書かれていました。

QUOTE:

照の日記(2012.1.28)

(幸福は)


出会えた人と仲良くされておられますか。


せっかく生まれてきたのです。


一人でも多くの方と仲良くなってください。


それだけで本当はネ、幸福って云うのですよ。

UNQUOTE:

吾唯知足(われただたるをしる)の意味を改めて

教えてもらいました・・・

イッピーの独り言
(おとうとのニャもにお家をゆずっても・・・吾唯知足・・・あはビックリマーク

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