扉を開けて

みんな元気ですかドキドキ

異次元密度の扉をあけて・・・グッド!

思うんですが・・・

もしかすると人は知らないうちに異次元密度の世界に

既に出入りしているのではないでしょうか。

夢の中でどこか知らないけどどうにもリアルな感じがして

それが実在する世界だと感じることがあります。

あるいは、インスピレーションで何かとつながる時があります。

明らかに自分の能力や知覚範囲を超えた世界からくる

イメージがやって来る時の感覚です。

その話で思い出すのがモーツアルトの世界です。

ベートーベンは作曲する時にはもがき苦しんだと伝えられています。

その証拠にベートーベンが作曲に使った譜面は赤いペンで訂正が

沢山書き加えられていたそうです。

一方モーツアルトの作曲する時の譜面は訂正が一つもない

きれいな譜面だったそうです。今でもそれが残っています。

彼はこう言っていたそうです・・・

僕が作曲する時は、頭の中にもうすでに音楽が出来上がっているんだ。

僕はその出来上がった曲をただ下ろしてきて譜面に書き写すだけ。

他にもそんな人がいます。

日本人で思い浮かぶのは歌手の徳永英明さんです。

彼も同じような事をあるテレビ番組で言っていました。

私が作曲する時には頭の前に音楽がそこに既にあるような感覚です。

私はそれを下ろしているんですと。

これはどの仕事も同じような気がします。

宮大工も同じかもしれません。

クギを一本も使わない木材に第二の命を

吹き込みます。1000年の樹齢の木材で作った建造物は1000年保つと

言われます。普通の人が作っても1000年は保ちません。しかし熟練の

匠にはこれが出来るのです。匠は木の乾き具合を見定めます。

乾ききった時のねじれを予想します。その木材を背中合わせに

抱き合わせて柱を作ります。東大寺の五重塔の柱はそうやって

4本の大きな木材が組み合わせて作られているそうです。

芯まで乾いた時にさらに強固な、びくともせずねじれのない心柱が

出来上がるのだそうです。これはもう熟練や匠の技を超えて樹木の

もつ命の世界と建築の技の粋という違う密度の世界とつながっている

ような気がするのです。

しかし・・・

匠の技やモーツアルトにまでいかなくとも、異次元と日常的につながって

いる人たちがいます。

子供達です。

人形と話をしたり、想像の中で絵を描いたり、お花とお話ししたり、

樹木と話したり、動物と話ができる子供は沢山います。

彼らは想像の中で遊んでいる時もありますが、

「本当に」話をしている時があります。

人形や樹木が子供の話しかけに返事を返している時があるんです。

人は混じりけのない純粋な気持ちになった時に

密度の違う異次元とつながり、行ったり来たりすることが

出来るのかもしれません・・・

(一緒に行こうよ・・・向うの世界へ・・・グッド!

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