みんな元気ですか
日本昔話「3年寝太郎」のおはなし・・・
昔からの言い伝えや昔話には史実の貴重なヒントが
隠れていることがあります。
その一つが3年寝太郎のお話しです。
よく知られた昔話しですが相当古いお話しで
いつ頃からあるのか分からないほど古いようです。
しかも日本各地に少しづつ形を変えてこのお話が残っています。
以下ウィキペディア(三年寝太郎)からあらすじです。
・・・
干ばつに苦しんでいた村で三年間眠り続けた寝太郎という男がいた。
仕事も何もせずただひたすら寝続けていた寝太郎に周囲のものは
怒っていたが、寝太郎がある日突然起き出して、山にのぼって巨石を
うごかしその巨石が谷に転がってぶつかり続け、ついには川を
せき止め、川の水が田畑に流れ込んで村が救われる。
寝太郎は三年間ただ眠り続けていたのではなく、いかにして灌漑を
成し遂げ、村を旱害から救うかと言う事を考えていたのであった。
・・・
このゆったりした空気感が遠い昔の日本では
日常だったのでしょうね。
いつから変わったのでしょうか。
何が変わったのでしょうか。
それにゆったりと流れる時間。
いつか何処かにおいて来たものがここにはあります。
忘れ物をしてその忘れたことすら忘れてしまった物が。
さて・・・
このお話には不思議な点があります。
まず三年間も仕事も何もしないで寝太郎は生きていた事になります。
つまり食べる事に困っていないのです。見方によっては相当な
たくわえがあるんです。それに三年間寝続ける事は普通はできません。
つまりだれとも話をしなかったと解釈する方がより自然です。
と言う事は言葉が通じなかったのかもしれません。
それに起きていきなり大仕事を成し遂げます。
大規模灌漑工事です。
寝太郎は明らかにもとから既に相当高い土木技術力を持っています。
そしてそれを成し遂げる高度な測量技術も併せ持っています。
土地の人々にはいきなり巨岩を落としたように見えるくらいの
あっという間の正確な土木技術です。
この状況は何かを思い出させます。
想像の世界ですが、あの徐福が日本にたどり着いてから実際に
活躍を始めた時もこのような状況だったと思わせるのです。
徐福は紀元前200年ころ、3千人とも言われる高貴な出自の子供や
その付き人、さらに数千人の技術者(百工とよばれました)を
引き連れて 日本にやってきました。日本側にはこの記録は一切
残っていません。しかし古代中国には多くの文献にそれが
残っています。日本では各地に徐福が自分の土地に初めてやって来た
という言い伝えが残っています。日本の公式な歴史からはその痕跡が
すべて消されています。秦の始皇帝の時代に不老不死の薬を求めて
東に旅に出たという物語にすり替えられています。
それが日本であるとはどこにも書いてありません。
しかし徐福の一行は間違いなく日本に来ていました。
最初は言葉も通じません。
三年かけて土地の様子を観察しながら、同時に言葉を覚えます。
ある日、村に大きな問題が起きた時にそれを根本から解決します。
その方法はだれも今までに考えつかなかった方法です。
つまり外国の技術です。その後一挙に村の人気者になります。
みんなから尊敬されるようになります。
まさにこれが徐福の一行が日本に根付いた方法だと思うのです。
三年寝太郎とは徐福達のおはなしだったと思うのです。
続きはまたね・・・
(夢の中で遠い古代の歴史を彷徨うボク・・・)