地球(テラ)の旅立ち 神集い 28 水の中の儀式は空を目指す

みんな元気ですかドキドキ

前回の続き・・・グッド!

栞の姿は朗々たる波動でその歌声を響かせる。

高く・・・低く・・・大きく・・・小さく・・・

彼女の体から発する微細で精妙な波動は白い光となって

体の周りを包む・・・それがまるで古代の神官の白いローブのように見える。

栞は再び両手をそのクリスタルにかざす・・・

そしてそのクリスタルの6面体にそって手を触れて行く・・・

一つ一つの面に言葉を添えながら・・・

第一の面・・・「おー」

第二の面・・・「りー」

第三の面・・・「はー」

第四の面・・・「るー」

第五の面・・・「こー」

第六の面・・・「んー」

最後の「んー」の音は第五の「こー」の母音とつながっているようだった。

その音を出す時にみんなの体がふるえるのが分かった。

それはあのAUMの響きだった。

そして栞の詩は日本人には特に懐かしい響きがする。

なぜなら・・・特に最後の詩のシメの部分はまるで

いつもみんなが神社で聞いている祝詞(のりと)の抑揚と

全く同じだったから・・・。

最後の部分の一つ手前で音が急に上がり・・・

最後では低く長く伸ばす謡い方。

栞の詩は・・・神音で終わっていた。

ジョアンはそれで長年疑問に思っていた

あることが氷解するように分かった事がある。

この音は古代のアスカからその後世界中に広がって行った。

神の音として・・・。

日本ではそれが神をあらわす「天・・・アメ」とう言葉になった。

そしていまあちこちで見かける神社のこま犬「あ」と「うん」にもなった。

そして「あまてらす」の語源ともなる。

エジプトではそれが太陽を崇める「アメン神」の名となる。

ちなみにツタンカーメンの「アメン」は太陽神を由来とする・・・。

キリスト教の「アーメン」

チベット密教の「あーおーん」の音になった・・・。

これらがすべて同一の音を起源としていることは想像に難くない。

この神音が古代やまと文明のかすかな記憶として今も伝わっている

事をいまやそこにいる誰もが疑わなかった・・・。

そしてこれらの神音はすべて空・・・太陽・・・と関係がある。

それは単なる神の住む場所としての空ではない。

すべて物にひとしく恵みをもたらす太陽としての意味ではない。

それは今目の前にある・・・

金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅の二つにより

人が人と言う存在を超えるための具体的手段が

これによりもたらされることを意味している・・・。

人の心が空と一体になり・・・

太陽と等しくすべてを照らす存在になる。

人が古代の昔から空と太陽を崇める

もうひとつの隠された理由がここにはあった・・・。

この続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(そしておいらは悟りの世界へ・・・何物にもとらわれないこの静かな表情・・・これが悟りなのだ・・・あはあせる

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