何処へ行く日本 2 動物実験が必要な理由

みんな元気ですかドキドキ

前回の続き・・・グッド!

ホメオパシー論議はさておいてこのニュースを見ていて思うのは

日本ホメオパシー医学会の帯津理事長の談話の方が大人の感じがする。

帯津理事長が金沢会長に公開討論会を呼びかけたそうなので

もし実現すればその行くえを見たいとも思う。

それよりも全く方向が違う事だけど・・・

この厚労省のこのタスクフォースはとても唐突な印象を受ける。

十分な準備期間を置いて編成されたチームだとは思えない。

それに・・・1千2百万円でどんな調査が出来るんだろうか・・・

なんだかチーム編成の目的が違うことろにあるような気がしてくる。

日本という国は欧米に比べると動物実験や有害物質にとてもおおらかだという印象が強い。

この二つはとても関連が強い。

なぜ動物実験をしなくてはいけないのか・・・

動物に有効有益な成分を調べるためと信じている人が多いが

実態はその逆・・・

ほとんどが動物そして人体に有害な物質をどの程度まで使用しても

大丈夫かどうかその限度を調べるのが目的。

その代表的な有害物質が・・・

ラウリル硫酸ナトリウム(Sodium Laureth Sulfate),SLS。

石油系の安価な界面活性剤(泡立て剤)で日本ではほとんどすべての歯磨きやシャンプーなどの

日用品に使用されている。

プロピレングリコール(Propylene Glycol),PG。

製品の保湿剤として使用されている。

歯磨きやシャンプーが乾いてバリバリに固まらないのはこれが入っているため。

決して肌の保湿効果のためではない。

アメリカFDA(日本の厚労省にあたる機関)は、

皮膚炎、染色体異常、赤血球の減少、肝臓・腎臓・心臓・脳への障害を報告しています。

北欧やドイツなどでは、日用品への使用が禁止されている発がん性物質。

この二つのほかにも石油系の原料を使う着色料(口紅に使う)など色々ありますが

この二つは欧米では特に日用品に使用される頻度が高く危険とされています。

理由はこの物質が発がん性があるだけでなく

粒子が非常に小さいので人間の皮膚から簡単に吸収されてしまうからです。

有害でも分子量が大きければ皮膚(の細胞)からは吸収されません。

もうひとつの問題は石油系の油脂が原料なので

脂融性と言いますが人体の脂肪の多い部分に蓄積されます。

過去に問題になった重金属などと同じように一度人体にはいると

脂肪にたまり排出されにくいのです。

男性ならば前立腺、女性ならば乳房や子宮が特にたまりやすい。

これらの有害物質は欧米では大分以前に使用禁止品目のリストに入っているが

日本ではまだ自由・・・しかも上記のPGなどはまだ「安全」だとされている。

だからインスタント食品の麺類にも使用されているのをご存じだろうか・・・。

化粧品やシャンプー、歯磨きなどの日用品のほとんどに

この二つは堂々と表示をしてある。

問題はこの使用禁止品目のリストの長さが

日本では欧米と比較して桁が違うくらいに短い。

つまり外国では危険とされている規制品目が

日本では大手を振って歩いている・・・。

これはすべて厚労省の管轄です・・・。

もう一回続きます・・・グッド!

イッピーの独り言

(知らないとあぶない事・・・たくさんあるんだな~ひらめき電球

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