みんな元気ですか
8月14日の記事「夏の夜の怖い話し」の続き・・・
イッピーパパはロンドンの中心街にある由緒あるホテルで
深夜に軍人の姿(のように感じた)の幽霊さんの訪問を受けました。
そのお話しは→こちら
その時に左手の肘を思い切りベッドの重い金属の飾りにぶつけてしまい
10年以上たった今も少しその影響が残っていて
薬指と小指がしびれています。
余談ですが・・・
しばらくその指のしびれの症状は出ませんでした。
かなり時間がたってから出始めたのです。
おそらく5年くらいが過ぎた後でした。
妙に左手の薬指と小指がしびれて感覚が全くなくなってしまいました。
大げさに言うと・・・針を刺しても痛くないくらいに・・・。
自分では原因が全く分かりません。
そこで行きつけのカイロプラクティックの先生に見てもらう事にしたんです。
その先生はいわゆる名人です。
今はもう亡くなったのですがたくさんの弟子を育てました。
カイロの先生の先生みたいな人でした。
その先生に手を診てもらうと・・・
私のしびれる指のあたりに手をかざします。
でも指には触れません。
そしてかざしたその手を私の左手の下側に沿って
徐々に上に持っていきます。
一端肩まで持って行ったその手をまだ私の腕にかざしながら
徐々に下ろして来ます。
なんだか機械のセンサーで悪い個所を探られているような気分です。
もちろん機械は一切使いません。
先生の手が私の肘のところでぴたりと止まります。
そして先生一言・・・
「ここだね・・・。以前ここをぶつけたね。」・・・と。
私はその時に初めて思い出したのです。
あのロンドンでの夜・・・
嫌と言うほどその肘をぶつけたことを。
あれがこのしびれの原因だったのかと・・・
初めて「あれ」と「これ」がつながったのでした。
それまで完全に忘れていたのにすべてがよみがえりました。
ちなみにそのしびれは何度か通院してかなり軽くなったので
途中で完治する前に通院をやめてしまいました。
今でも少し症状が残ってはいますが
気になるほどではないのでそのままにしています。
しかし・・・
その時によみがえった記憶をきっかけに色々な思いが
湧きおこって来たのです。
あの時の軍人さんは何を言いたかったのだろうと・・・
しばらくしてあることに思い当りました。
それは明らかに「忠告」だったのです。
あのロンドンでの旅の続きにイギリス南部のバース地方を一人で旅しました。
そこはストーンヘンジのある場所です。
古代ローマの遺跡もあります。
イギリスは古代にローマ帝国の支配を受けていた時があります。
バースには古代ローマ風呂の地下建造物の遺跡があります。
ちなみにお風呂の事をバスと呼ぶのはここから来ているそうです。
ストーンヘンジは妙に物さびしい霧の深い場所にありました。
その遺跡の近くに立った時に「あまり深入りするな」という
あの軍人さんの声が聞こえたような気がしました。
むやみに興味本位で神聖な場所を穢してはいけないと
その声のおかげで思いました・・・。
興味本位の目で見るだけでもその場所の気が乱れる
事にも思いが至ります・・・。
時は過ぎ・・・
それからいろいろな国内外の遺跡やパワースポットを訪れました。
その度にあの時の事・・・あの時の声を思い出し
慎重にご挨拶をしてあまり深入りしないように注意しています。
遺跡やパワースポットは色々な人々の念がこもっている場所もあります。
しかも歴史の重みの中にそれが積み重なっています。
興味本位もほどほどに・・・というところです。
その意識を教えてもらったのが・・・
あの夜ロンドンのホテルで私の部屋にドアを開けずに
入って来た軍人さんだったのでした・・・
それは私にはとても貴重な忠告でした・・・。
あの時の軍人さん・・・
まだあのホテルにいるのでしょうか・・・
あの時は本当にありがとう・・・
また会いたい・・・
とは思わないけど・・・あは!(^^)!
(旅は出会いをもたらす・・・だから魂は旅をするんだよ・・・今日はオレ・・・詩人だぜ・・・っていつからちょい悪になったん)