みんな元気ですか
前回の続き・・・
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きょうは火について・・・
宇宙から来たボクの友達「キャプテン」は教えてくれた。
地球は宇宙の中で特別な奇跡の星・・・
豊かな生命をはぐくむ奇跡の星・・・
その命をはぐくむことが出来るのは愛の力・・・
地球上にありとあらゆる命があふれているのは決して単なる
宇宙的偶然ではない。それは地球の意識が持つ愛の力。
ハワイのマウイ島には世界的に有名なヒーラーやチャネラーが
たくさん住んでいる。理由はこの島のエネルギーがとても強く彼らを
引き付けるから。ハワイ諸島は火山の島。地球のマグマにもっとも近い島。
地下深くのエネルギーに直接つながっている。
マグマのエネルギーは命のエネルギー・・・それは燃える力
それが海という深い優しさに包まれて愛のエネルギーに変わる
だから人はこの島に引きつけられる。
セドナが地球の第3の目のチャクラだとすれば
ハワイは地球のハートのチャクラ。
火の島ハワイがなぜ愛のチャクラなのか
それは海の水と融合しているからなんだよ。
火と水が合わさったものを古代の人は神とあがめてきた。
日本の神という名前ははもともと火(か)と水(み)の言霊。
古代ヨーロッパで十字架は火と水の神の象徴だった。
ケルトやドルイドのキリスト教以前の歴史でも十字架は神の象徴
として崇められていた。火は上に上り・・・水は横に広がる・・・
それを図形にしたのが十字架・・・すなわち神なんだ。
でももう君たちは神が火と水ではないことを知っている。
宇宙そのものが神だってことを。
宇宙の最大にして最強の法則・・・愛・・・そのものが神だって事を。
火の事をもう少し教えてあげよう・・・
我々は火と煙と熱は一体のものと考える。
君たちは食べ物を食べて体の中で熱に変える。
熱は命のもと・・・だから・・・命は燃やすものなんだ。
そして魂は旅をし・・・心は愛を知る・・・
命を燃やすのは火の役目。
煙は天に昇る。
昔から神は天にいると考えられてきた・・・
人は煙に祈りを託して天に届くようにと願った。
キリスト教の教会では乳香(フランキンセンス)を焚く。
インドや日本の寺院でも線香を焚く。
PAR FUM・・・ラテン語の煙によって・・・という「香水・・・パルファン」
の語源はここから来ている。祈りが天に届くようにと言う人々の
切実な願いとその象徴なんだよ。
ネイティブアメリカンや先住民族が祈りの前に煙で結界をはるのも
神がおりて来てその場を守ってくれるから。これも火の役目。
炎は煩悩を焼き尽くすと信じられている。
浄化の働きも炎の役目。
山火事のあとで新しい命が芽生える。
アメリカの国立公園を守るパークレンジャーの人たちは
山火事を消そうとはしない。ただ民家に広がる場合にだけ
防ぐのが仕事。決して消そうとはしないんだ。なぜなら山火事は
消すとそこを含む広い範囲の生態系に異常をもたらす。
消さずに自然に任せるんだ。そうすると想像以上に早く植物や
動物の生態系は再生する。炎は再生のエネルギーを内に持っている。
それが浄化の意味なんだよ。
「火の鳥」の復活と再生の伝説の本当の意味なんだ。
密教では火を使った秘儀が行われる。
護摩を焚いて災いを祓う。
炎を扱う技術を修行する。
護摩焚きもその一つだが、あまり知られていない
火伏せの術と言うのがある。
これは火事になった時にその勢いを止めたり火の燃え広がる
方向を変える術なんだ。
あるとき密教の高僧がある信者の家の近くで火事が起こった
という連絡を受けた。
その行者はあわてずにその信者の家の方に火が来ないように呪詛した。
すると今まで近づいていた火事はその人の家から反対方向に向かった。
風向きが突然変わったんだ。
ところが別の信者がその火事が近づいてくる方向に住んでいた。
そこでその信者も風向きが変わったのを見て自分の家にやって来る火事を
止めてもらうようにその行者にお願いした。
つまり火事をはさんで両側に別々の信者が自分の方向に火が
燃えて来ないようにお願いしたんだ。
行者はどうしたとおもうかい。
続きはまたね・・・
(火事から助けられたニャん・・・よかったぁ~)