みんな元気ですか
前回の続き・・・
歴史を大局観でみるといろんな事が見えて来ます。
日本の古代の事ですが「祀りごと」がパワーポリティックス・・・
人間中心の勢力争いによる政治・・・に変化したのはおそらく
奈良時代以降だと思われます。それ以前の最大の関心事は食糧の
確保でした。そのためには大自然とともに生きる必要がありました。
稲作や穀物を中心とした食料の確保は天候や気候に大きく作用
されます。自然と対話する霊能力が大いに必要とされました。
しかし農業が確立されると同時に多くの霊能者や陰陽師が不要になり
本来の役割が失われました。いわゆる神道封印の時代です。
それまではテレパシーは日常のことであり、特殊能力ではなかった
のだと思います。おそらく霊能力の開発や訓練も相当合理的に
行われたのだと思います。
しかし政治の内容が勢力争いに変わると霊能力や陰陽道は
自然を相手にするのではなく特定の権力者のために使われる
ようになりました。その時神道によりどころを持っていた多くの
霊能力者が新興勢力によって徹底的に弾圧され粛清されました。
もとより霊能力に優れた人たちです。
死してなお影響力を発揮していました。そこでその影響力を排除
するために時の権力者はおそらく徹底的な封じ込めをしました。
それが「封印」です。封印されたものは相当な数に上ったと思われます。
それまで権力の中枢にいた者すべてがその対象になったからです。
時代が変わったのです。
このあたりのことを「龍の復権」というシリーズの記事にしました。
参照→こちらから始まります
余談ですが・・・この時代に弾圧を予見した多くの霊能力者たちは
争いを避け北に逃れ多くの人がさらに北米大陸に渡った形跡が
あります。その証拠に北米のネイティブアメリカンの間には異常なほど
多くの言葉の発音が日本語と同じ意味を持つのです。
一例ですが・・・
親戚の事を「オジオバ」と言います。
靴の事を「ワラジ」と言います。
雄渾なる川の流れが転じたカナダのユーコン川があります。
雄渾とは滔々(とうとう)と流れる大河の意。
雁の道(渡り鳥)=シカゴを擁するミシガン州(現地老人はミチガンと発音します)
霊を保つ=保霊(ホピ)族・・・最もスピリチュアルなネイティブアメリカンの部族
海幸山幸と同義のアナサジ族(穴幸)
海幸は漁猟民族。山幸は狩猟民族。穴幸は崖の高い所に
横穴を掘り住居にする。戦いを避けるため。
(ハワイに住む女性がこの日本語とネイティブアメリカンの比較言語の
研究を30年間続け博士号を取得しました。)
当時は北海道以北もまだ暖かかった可能性があるのです。
ロシアとアラスカを結ぶアリューシャン列島はまだ温暖な気候
のようでした。アリューシャン列島の地面を掘るとブナや楢の
広葉樹(温暖な気候に育つ樹木)の葉っぱがたくさん地下に
埋もれているそうです。それにアリューシャン列島はアラスカまで
地続きだった可能性もあるのです・・・。
先人たちは歩いて北米大陸に渡ったのかもしれません。
話を元に戻します。
奈良時代以降は霊能力や陰陽道は一部の権力階層のためだけに
使われるようになります。権力保持のためには一般の人々に公に
する事はありませんでした。
自分たちだけの秘密にしておく強い必然があるからです。
続きはまたね・・・
(長い旅路に備えて首をのばす練習をするボク・・・なんでやねん)