心のつながり 1

みんな元気ですかドキドキ

寒い冬に少し心があたたかくなるお話し・・・グッド!

きのうの「ある結婚式のお話」

こちら

で紹介した実話です。

きのうはリンクを貼る事ができませんでした

ので再掲載します。よければ読んでみてね。

その男の子のお家は都心の裕福なお家。

何不自由なく育っている。

でも問題が一つあった。

その子は重度じゃないけど普通の子供より発育が遅れていた。

でも特別な学校に行くほどじゃない。

親はそうしたほうがいいかと何度も悩んだんだけど

その子は普通の小学校に行く方が好きだった。

その小学校はいわゆる東京の公立の御三家のひとつ。

人柄のいい先生が多かったし、子供たちのまとまりもとてもよかった。

優しくしてくれる友達もたくさんいたんだ。

それにその子はほかの子より体も少し大きかったから

いじめられることはあまりなかった。

その子は勉強があまり好きじゃない。

だっていくら頑張っても覚えられないから集中が続かないんだ。

でも勉強するとお母さんが喜ぶから一応頑張った。

でも算数はからきしダメ。

小学校の高学年になっても九九算が覚えられないから・・・。

両親は心配して家庭教師を付けた。

でも勉強が出来ないしすぐに飽きてしまうから

先生もその子もすぐに嫌になってしまうんだ。

だから何人も何人も家庭教師がかわった。

ひどい時は一週間どころが一日でやめてしまった人もいた。

でもその子は本当はとても素直でいい子だったんだ・・・。

ある時その子のよさを分かってくれるお兄ちゃんが

家庭教師として雇われた。

そのお兄ちゃんはとてもその子の事を理解した。

その子の事をよく知る努力をしたから・・・。

そしてその子に勉強をさせるにはコツがあると思ったんだ。

そのコツとはその子が興味を持つことを一緒にやってあげること。

だからまず一緒に遊んであげることにした。

お休みの日にはその子の好きな所に一緒に行くんだ。

例えばディズニーランド。

お兄ちゃんは友達に頼んで一緒に来てもらった。

一人でずっと一緒は疲れるからお兄ちゃんの作戦だったんだ。

二人で相手をすればそんなに疲れないですむ。

それに友達もとてもいい人でその子の事をよく理解しようとした。

お兄ちゃんは誕生日にはその子が好きなゲームソフトとをあげた。

でも勉強をいい加減にしたらちゃんと叱った。

理由のないなまけ癖には厳しくした。

ずるをしたらデコピンもしたんだ。

男の子は強がって「痛くないもん」という。

お兄ちゃんは容赦なく勢いを付けてデコピンをする。

その子のひたいは指のあとが真っ赤になる。

本当はすごく痛い。

でも自分が悪いことが分かっているからその子は我慢をするんだ。

そんなことがあっても男の子はお兄ちゃんが大好きになって

行ったんだ。お兄ちゃんが勉強の宿題を出すと

一生懸命にそれをやるようになった。

相変わらずすぐに飽きるけどそれは仕方がないんだ。

でも勉強をしようという気持ちになったんだ。

その子のお母さんは涙を流して喜んだ。

だってその子が自分から勉強をする気になるなんて

本当に信じられなかったから。

その子は中学生になった。

その頃もお兄ちゃんはお母さんに頼まれて

その子の家庭教師を続けたんだ。

ある日ちょっとした事件が起きた・・・

後半に続きます・・・・・グッド!

イッピーの独り言

(僕も・・・僕もそんなお兄ちゃんがほしいな・・・ヘミシ汗

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