聖徳太子 7 ローリング・サンダー

みんな元気ですかドキドキ

大自然との対話・・・グッド!

4月も最後の日となりましたがその4月の18日には大神神社では

毎年「花鎮めの祀り」が執り行われます。全国の二ギハヤヒ

ゆかりの神社でもこの日花鎮めの祭りをします。

当初は薬草を中心に植物に感謝をささげる祀りごとの日でした。

現代では季節を彩る花をささげ豊作を祈るお祭りになりました。

話は変わりますが・・・

ネイティブ・アメリカンのメディスンマンのローリング・サンダーの本に

こんな場面が出てきます。

ローリング・サンダー―メディスン・パワーの探究 (mind books)/ダグ ボイド

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メディスンマンであるローリング・サンダーは友人の病気を治すために

薬草を取りに出かけます。

彼はその場所までまっすぐ迷わず歩きます。

薬草の生えている場所に着くとそこには沢山の羽虫がまるで薬草を

守るように飛びかっています。ローリング・サンダーはその前にひざまずき

祈りを始めます。大地に感謝の祈りをささげると次に彼はその植物のボスに

話しかけます。「私はお前達を決して無駄に取りはしない。友人の病気を

治すために必要な数だけどうか私に与えてほしい・・・」と。

すると今までうるさい羽根音をたてて飛んでいた沢山の虫がさっと左右に

別れまるで道を開けたように静かになり、彼に「必要な数だけ持って

行くがよい」と言ったように見えた・・・。

大自然と会話をすると言う事とはこういう事なんだ

と教えてくれる一場面です。

スサノオ・二ギハヤヒも極めて高い霊能力を持つ指導者でした。

大地と植物をとても大切にしました。植物と会話をしていたと思います。

スサノオは砂鉄の山から鉄を取り出すためにおろち族がはげ山にした

山に植林をして緑の山に変えました。

参照→スサノオとヤマタのオロチ

スサノオがしっぽが8つある大蛇(ヤマタノオロチ)を成敗し、

そのしっぽから天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)が出てきた。

そして村人を守ったという記紀の中に出てくる話の真相です。

その行動からも彼らがいかに大地の大切さを理解し、

植物に敬意を払っていたかがうかがえます。

この時代には祈りは大自然と共存するためのものでした。

大自然の声を聞きその恵みに感謝をささげる事が目的だったのです。

そのために霊能力が必要とされました。

しかし・・・時は移り変わり

人々の生活が食料確保の不安から解放されると、生活の安定より豊かさの

追及が目的になります。豪族はその目的を達成するために富を蓄え

兵力をたくわえます。

そして・・・霊力は大自然よりも人に向けられるようになります。

勢力争いの道具になってしまいました・・・

続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(ローリング・サンダーの写真が表紙になった本)

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